報告が遅くなったが、今年の銃検も無事に終了している。
今回は所持許可証更新後、初めての銃検だ。
手順は例年通りだが、今年は会場入り口を入ったところに受付テーブルがあった。そこで所持許可証などを提示して、名簿と照合する。
次に銃器の検査。今回はケースごと検査台に置いて良いですよと言われたので、台の上でケースのジッパーを開ける。所持許可証をカバンから出しているうちに、銃器を台の上に出してくれて、銃番号や銃身長などを計測し終わり。
警察官との面談も待ち時間なし。相手をしてくれたのは、先日所持許可証更新のときにお会いした係長さん。
今回はほとんど書類のチェックぐらいで完了した。
ガンロッカーの写真を渡すと、ロッカーの底に詰めてあるゴムの楔を見つけて、「これが固定ですか?」と聞いてきたので、「いえ、ネジ止めしてあります。これ(楔)は、ロッカーを設置したら家が歪んでいたのか、底に隙間ができたので詰め物として差し込んであるんですよ」と回答。
すると「それは家ではなくロッカーのゆがみでしょう」とジョーク(笑)。
ついでに聞いてみると、必ずしもネジ止めで固定しなければいけないというわけではない。
賃貸の基準などでネジ止めできない場合もあるので、そういうときは17kg以上の重りというのがあるが、20kg以上の重りをいれることで代用できると言う。ただし、ロッカー含む重量ではなく、重りの重量である。20kgぐらいは運ぼうと思えば運べるが、いちおう対策は取っているという意思表示が重要とのこと。
これは警視庁、またはこの所轄警察署の考えであり、他府県で通用するかどうかは分からないが、参考にはなる。
家に帰ってから、ガンロッカーに入りそうな20kgの重りがあるかをネットで調べてみたが、意外と見つからない。変なものを入れると銃器にもよくないだろうし、スペース的にもきつい。それならネジ止めのほうがよほど早くてスマートだと感じた。
話を戻すと、今回の銃検での面談は、他に特に会話はなく、あっけなく終了した。その後の、安全協会で受付をされていたライフル協会の方とのお話のほうが弾んだぐらいだ。
ま、今回も無事終了でよかった。
自宅から近いので、電動車椅子で出向いたのだが、警察署の建物に入るスロープが急でちょっと怖い思いをしたが、何とか自分で登れることも分かった(昨年は警察官に押し上げていただいた)。