2009年9月30日水曜日

電動車椅子を作ろう その21 ~納品と試乗

昨夏、簡易電動車椅子が欲しいと思い立ち、以後約1年にわたって製作手続きを進めてきましたが、今年の7月末にようやく納品となりました。
自分の体に合わせてのオーダーメイド(=正確にはモジュール・オプション型)で製作したわけですが、約1年も掛かったのは、公費助成が絡んでいたのと過程に於いてトラブルがあったためです。
そんな長きにわたる道のりも、ひと段落してしまうと懐かしい思い出になるから人生不思議なものですネ(笑)。
これまでの道のりは日記に連載しておりますので、ぜひ一度眼を通していただければ幸いです。

2009年7月30日木曜日

電動車椅子を作ろう 番外編 ~納品、そして無謀な旅行計画

かねてから製作進行中だった「電動車椅子」が、昨日ようやく納品となりました。
色々ありましたが、昨年8月に電動車椅子を作ろうと思い立ってから、約1年が過ぎていました(笑)。

納品にまつわるお話や、これから進めなければならない手続きについては、また改めて記事にしたいと思います。

2009年6月20日土曜日

電動車椅子を作ろう その20 ~正式発注書と見積書

昨年8月に北海道旅行したことがきかっけとなり、簡易型電動車椅子を作ろうと思い立ってから早10ヶ月。
ようやく納品を待つという段階までやってきました。

ここで、これまでの公費申請にまつわる手続き事項のおさらいと今後についてまとめようと思ったのですが、車椅子をオーダーしたニッシン(日進医療器株式会社)の担当Sさんから、正式な発注書(仕様明細)と見積書一式が届きましたので、ちょっとレビューしたいと思います。

2009年6月14日日曜日

電動車いすを作ろう その19 ~オーダー内容詳細

簡易型電動車椅子を作ることにしたものの、これまでの道のりは紆余曲折あり、色々と大変でした。 しかし、あと一息、がんばります~。

さて、前回の日記で話がちょっと脱線しました。
採寸も終え、各部位の寸法も決まりました。キャスタの位置や角度などは完成してから微調整が利くそうです。

それでは私の車椅子のオーダー内容を紹介しましょう。

電動車いすを作ろう その18 ~採寸および電動ユニットについて

さて、公費の一部助成を得て簡易型電動車椅子を作ることにした私は、メーカーをニッシン(日進医療器株式会社)と決め、モデルも「iS 電動オプショナル仕様」をベースとすることになり、デモ車を携えて来訪してくれた営業担当Sさんと、オーダーに向けての具体的な話に入りました。
一通りの説明を受けたあと、まずは車椅子に座ったまま、採寸してもらうことになりました。
主な採寸チェックポイントは次の寸法です。

・座幅
・座奥行き
・前座高
・肘掛高
・背シート高

電動車いすを作ろう その17 ~メーカー担当者の来訪-2

簡易型電動車椅子を作ることにした私は、思い立ったときから約10ヶ月を経てようやく業者さんとオーダーに向けての具体的な話ができる段階にこぎつけました。

ニッシン(日進医療器株式会社)の営業担当Sさんは、第一候補の「iS 電動オプショナル仕様」のデモ車を携えて来訪してくれました。

前回の日記で、そのモデルの細部についてのインプレッションを紹介しておりますが、今回はその続きです。

電動車いすを作ろう その16 ~メーカー担当者の来訪

公費の一部助成を受けて簡易型電動車椅子を作ろうという試みもいよいよ最終段階、業者さんを自宅に呼んでの採寸、オーダーというステージに入りました。

ニッシン(日進医療器株式会社)の営業担当Sさんの来訪アポの日は、あいにく朝から雨模様でした。
せっかくデモ車を持ってきてくれるというのに運のない話です。
しかし、Sさんがうちにやってきたときには、先ほどまで土砂降りだった雨もぴたりと止んでいました。

2009年6月12日金曜日

電動車いすを作ろう その15 ~時速6kmの支給決定書

胃腸の調子がまた悪くなってきたので、昨日から禁酒を始めました。
春先に一ヶ月ほど禁酒していて、調子が良くなったので、また飲み始めていたんですよね~。お酒が飲めなくなるとは情けない話です。

さて、いよいよ佳境に入ってきたと思われる「電動車椅子を作ろう」シリーズの続き「その15」です。
昨夜に引き続き連投となります。
公費の一部助成を受けて、簡易型電動車椅子を作ろうと思い立ったのが昨年8月~。数々の紆余曲折を得て、このたびようやく役所から「支給決定通知書」を入手するところまでこぎつけました。
最後まで迷ったのが次の2社2モデル(時速6.0km仕様)。

電動車いすを作ろう その14 ~見積基準額

最近どうも胃腸の調子が良くないせいか、パワーがみなぎらず、筆が進みません・・・。
しかし、いつまでもダラダラしていられないし、お伝えしたいこともヤマほどあるので、重い腰を上げつつ・・・。

さて、「電動車椅子を作ろう~その13」からの続きです。
公費の一部助成を受けて、簡易型電動車椅子を作るということで手続きを進めており、昨年8月からの道のりを日記にまとめておりますが、いよいよ最終段階に入ってきました。

2009年5月6日水曜日

電動車いすを作ろう その13 ~メーカーの選定

公費の一部助成を受けて、簡易電動車椅子を作るということで手続きを進めているのですが、時速6.0km仕様の「「適」判定を受けたものの、肝心のメーカーやモデル選定に手間取っているうちに、いつの間にかゴールデンウィークに突入してしまいました。

今日は、前回の日記を書いた時点でのメーカー各社営業さんから得た情報と、それを基にさらに調べた情報などを交えて、簡易電動車椅子の選び方について書いてみたいと思います。

まずは、メーカーおよびモデル選定にあたって、私自身が想定する電動車椅子の使用環境や希望する条件などを整理してみましょう。

2009年4月25日土曜日

電動車いすを作ろう その12 ~役所の担当者の異動

前回の日記に書きましたとおり、先日、簡易電動車椅子の速度変更(4.5→6.0km仕様)の判定を受け、無事に「適」と認められました。

昨年の8月末に4.5km仕様のもので「適」判定をうけていたものの、その後のトラブルにより、いまだに自分の電動車椅子を所有するに至っていなかったのですが、「わざわい転じて~」の諺のごとく、公費の助成を受けて6.0km仕様の電動車椅子を製作できる目処が立ってきました。

さて、今回のセンターでの「速度変更」の判定はわずか30分ほどで済んでしまったので、私は帰りに役所に寄って、お世話になった障害福祉課の女性職員Mさんに、お礼がてら報告に伺うことにしました。

2009年4月22日水曜日

電動車いすを作ろう その11 ~速度変更の判定

レポートがなかなかリアルタイムでお伝えできず、申し訳ありません。
メーカー選定のほうも遅々として進まず・・・。

さて、今日は先日受けてきた判定の報告です。
簡易電動車椅子の速度変更の判定を受けることになり、4月某日、予約を入れていただいた時刻を目指して上級庁のセンターに出向きました。
これまでの日記に書きましたように、今回は時速4.5km仕様のものを6.0km仕様に変更してもらうための判定です。この判定で「適」と認められると、公費の助成を受けて6.0km仕様の簡易電動車椅子の製作に着手できます。

2009年4月11日土曜日

電動車いすを作ろう その10 ~速度変更の判定に備えて

昨年10月に某車椅子メーカーに簡易電動車椅子の見積書を作成してもらったのですが、それが手違いで役所に届いておらず、結局、5ヶ月も無為に過ごしてしまった呑気な私でした。そこまでの顛末は過去の日記に書いたとおりです。

しかし、怪我の功名と言うべきか、その5ヶ月は無駄ではなかったのです。
役所の障害福祉課の担当女性職員 Mさんの一言のおかげで、初回の公費申請では時速4.5km仕様のものしか認められなかったものが、6.0km仕様のものに変更できるかもしれないという道が拓けてきました。
とはいえ、その道は容易なものではなく、もう一度、上級庁のセンターに出向いて、「速度変更」の判定を受けることになったのでした。

2009年4月8日水曜日

電動車いすを作ろう その9 ~電動車いすのバッテリについて

ようやく風邪の症状も治まり、少しずつエネルギーが復活してきました。
ご心配いただいた皆様、ありがとうございました。


さて、報告したい事柄はヤマほどあるのですが、今回は、予告のみで止まっていた「簡易電動車椅子」のバッテリについて書いておきたいと思います。

前回3/13の日記(その8)に書きましたように、私が簡易電動車椅子の製作申請にもたついているうちに、市販モデルのバッテリにも新たな仕様のものが加わりました。

従来のバッテリは「ニッケル水素」電池が主流だったのですが、今年の2月からYAMAHA製の電動ユニットに「リチウム・イオン」電池が登場したのです。正確に言うと、以前発売されていた「リチウム・イオン」タイプのものの不具合を克服して再発売したということのようです。この話はマイミクさんから昨年末あたりに情報をいただいていたので、どのような仕様や価格設定になるのか楽しみにしていました。

2009年3月13日金曜日

電動車いすを作ろう その8 ~時速6kmへの希望

今週の木曜日に役所の障害福祉課に出向く機会があり、結局、車椅子メーカーE社から役所に提出されているはずの見積書が届いておらず、約5ヶ月が無為に過ぎ去ってしまったことが判明したと先の日記に書きました。

支給を待っているのが今の私の生活になくてはならない物だったならば、私も「怒り心頭に発する」だったかもしれませんが、今回は特に急を要する物でもなかったせいか、意外と冷静に受け止めております。これというのも、役所の障害福祉課の担当職員との話で、あらたな展開が見られたせいもあるかもしれません。その展開とは、時速6km仕様をゲットする道が開けるかもしれないという希望が出てきたからです。

電動車いすを作ろう その7 ~仕切り直しの顛末

すっかりご無沙汰していた感がある「電動車椅子を作ろう」シリーズですが、あれからどうなったのだろうと気に掛けてくださっている方もいらっしゃるかと思います。今日は、その後日談、と言いますか、実のところ、まだ経過報告になるのですが、現況をお話したいと思います。

時は遡ること約7ヶ月ほど前の昨年8月。
簡易型の電動車椅子を作ろうと思い立った私は、公的補助を受けるために役所に掛け合い、着実に駒を進めていったのでした。