2020年12月27日日曜日

新型コロナ禍での猟銃等講習会(経験者講習)受講

 令和2(2020)年度の猟銃等講習会(経験者講習会)に行ってきた。新型コロナが蔓延している中での受講だった。当日は部屋に入場するときに検温され、手の消毒があった。ふつうなら40名以上入りそうな部屋だが、大きなテーブルに1名ずつ着席し、出席者は計16名で、さらに2席の余裕があった。12月なのに、窓が一部開放され、ときどき入ってくる風がカーテンを揺らしていた。

講義は銃砲の取り扱い=1時間、法令関係=1時間ほどで、DVDの視聴もなく、前回に比べ比較的簡略化されたような印象だった。銃砲の取り扱いは地元協会の会長氏が、法令関係は警察官がマイクを握ったが、警察官のほうは物陰に隠れるようにして話していたので、ぼそぼそしゃべる声だけを聴くという、ちょっと間抜けな感じだった。

終了時に「経験者講習会効果測定」と題する確認テストが実施された。私にとって2回目の経験者講習だったが、これは初めてだ。一瞬緊張したが、合否判定などに使用するのでは無く、出席者自らの理解度確認のためということだった。A4用紙一枚に10問の〇×式のもので、記名して提出した。解答に5分ほど時間が与えられ、その場で答え合わせがなされた。内容は常識的なものばかりだったが、「3か月」や「800個」のような数字の誤りをチェックする問題もあった。

ちなみに今回は、教本は当日会場で配布された。

この経験者講習の受講終了証がないと3年に一回の所持許可更新が受けられない。私の次回の更新はまだ1年以上先だが、とりあえずは一安心である。

あ、そうそう、ついでに実施するといわれた銃砲検査は結局ナシとなった。講習会前日に担当警察官から電話があり、無理にする必要はないということになったので、持って来ないでくださいとのこと。余計な手間が省けたが、書類はすべて作成してしまっていたので、それが無駄になった。講習会当日に担当警察官に聞いてみたら、今年度はもう無理でしょうということだった。


2020年12月19日土曜日

八重洲HF/50MHz無線機 FTDX10新発売 

 私の1アマ取得を祝してだろうか(笑)。八重洲無線からHF/50MHz帯のトランシーバーが新発売されるという。比較的コンパクトだし、お値段もまぁまぁ。何といってもSDR搭載である。ラインナップの最高は100W機なのだが、これで200W機があれば文句なしに即決だったのだが。

ところで無線の勉強のほうだが、電気回路の入門書はひと通り読了し、現在は同じシリーズの電子回路の入門書を通読している。さすがにほとんど理解している内容ばかりだが、いくつか発見もあり、さらに理解が進む。

ネット上に1アマ国試過去問を掲載して研究しているサイトがあるのだが、先般私が受験した令和2年度9月期の問題は「新問題が多くて解答作成に時間が掛かった」とのこと。よく合格できたなと改めて思う。まさに力技いっぽんの印象だが、最後まで諦めずに問題にとりかかってよかったと思う。

あのあと、12月期にも1アマ国試が行われたが、これも無線工学に新問と思われるものがいくつかあった。私としては自分が受けた9月期のほうが難しく感じたが、今後、1アマの試験は新しい方向へ向かっていくのかもしれない。対策としては、過去問に加えて、基本的な理解を深めておくほかない。