2008年11月3日月曜日

電動車いすを作ろう その6 ~メーカーへの見積依頼

電動車椅子を作るに際して、8月末に福祉センターでの判定も終え、処方内訳書も入手できました。これで公費の助成を得て車椅子を製作する第一関門を乗り越えることができました。
次はその処方内訳書を車椅子業者に提示して見積書を作ってもらわなければなりません。
私はその後の業者選定で悩んでおりましたが、「きもの文化検定」試験まで1ヶ月を切り、さすがに試験勉強の準備を始めなければならなくなりました。
それまでに某SNSで知り合った方々をはじめ、コミュニティでも相談した結果、結局、電動車椅子をお借りしたE社に依頼することにしました。

手元に届いていた「判定書」と「処方内訳書」のコピーを取り、E社に送付しました。
通常、見積書は業者さんから直接役所のほうに送付されるということになっているらしいのですが、私は見積もり金額が知りたかったので、私に送付してもらうようお願いしました。
役所へは私から送付するつもりでした。

2008年11月1日土曜日

電動車いすを作ろう その5 ~判定書と処方内訳書

いわゆる障害者自立支援法を利用して電動車椅子を作ろうと思い立ち、8月末に福祉センターでの判定も無事済ませました。
判定では電動車椅子に実際に乗っているところを見せて、支給が適当か不適当かを決められるというので緊張しました。

私は過去に電動車椅子を使ったことがあるのは1度だけ、それも伊勢神宮で一時的にお借りしたものです。伊勢神宮の境内は砂利道が続くので自走式で進むのは押してもらったとしても無理。それで敢えて電動車椅子を貸し出しているということでした。
あのときお借りしたのは車輪が小さな本格的な電動車椅子です。自重があるので安定していましたし、操作する場所も人気があまりない広い場所。ほとんどまっすぐ進むだけの環境でしたので、初めての私も問題なく動かすことができました。

電動車いすを作ろう その4 ~処方内容の決定

公費による一部助成をいただいて電動車椅子を作ろうと思い立った私は、役所の指示により、福祉センターの判定を受けることになりました。
そして、センターにて「事情聴取」と「路上検定」を受け、見事にクリアして「適」と判定されました。
続いて、電動車椅子についての希望を述べる段です。

簡易型電動車椅子というのは、そもそもが普通の自走式車椅子に電動ユニットを組み込んだものです。電動ユニットを組み込んだ状態で既製品として販売もされていますが、手持ちの自走式車椅子に後から電動ユニットを組み込むということも、一部の例外を除いて可能だそうです。
私は以前公費負担で支給してもらった自走式車椅子を持っていましたので、まずはその車椅子に電動ユニットを組み込むことを勧められました。このことは役所で相談したときにも話されていたことなのですが、諸事情により自走式(=手動式)の車椅子も手元に置いておきたいと思ったので、別のものが欲しい旨を主張しました。
事情を理解してくださり、この件はOK。

ただし、障害者自立支援法で支給できる車椅子は1台が原則なので、今回新しい車椅子の支給を受けると、前回(5年以上前)に作った自走式車椅子の登録は外され、修理などは完全自己負担になるそうです。