2020年10月29日木曜日

第一級アマチュア無線技士の従事者免許証 本日受領

 令和2年9月期に受験して合格した1アマの無線従事者免許証が、本日届いた。

合格通知を受け取った10/14の夜に交付申請書類をポストに投函したのだが、それからほぼ2週間で受領できた。

これで当初予定の無線機器の入れ替えができるのだが、後継機種がまだ決まらない。アンテナの選定も迷っている。アクティブなオペレーターではないのだが、できれば可能な限りのバンドに出てみたいと欲張っている。

ところで、次の資格試験だが、2陸技の工学基礎でちょっと足踏み中だ。この先に進むには基礎を固め直したほうが良いだろうと思い始め、電気回路の入門書を読み飛ばしている。まずは1陸特から攻めようとも考え中である。ただの暗記だけでは心もとないので。

2020年10月14日水曜日

第一級アマチュア無線技士国家試験(R2/09期)合格!!

 9月27日に受験した1アマの試験結果が、本日送られてきた。自己採点でクリアしていたとはいえ、正式な通知を見るまでは安心できなかった。

これでようやく所期の目的を達成できた。昨年動き始めてから、1年が経ってしまった。予定では6か月で果たすつもりだったが、COVID-19のせいで半年遅れになった。いやまぁ、そのおかげで理解を深めることもでき、今回のややこしい問題にも対処できたのであろうか。

上級資格は私がアマチュア無線を始めた十代からの憧れで、5年に一回ぐらいの割合で、「取ってやろう」熱が高まるのだったが、なかなか簡単には始められない難関だった。最近では12年ぐらい前に買いそろえた受験参考書が本棚に眠っている。もちろん、この度の受験に際しては最新のものを購入したのだが、それでも発行年は2年ほど前だ。それら参考書や問題集をくまなくやっていても、今回の問題は少し苦戦した。ほかに受けてきたアマやプロの資格では、本番を比較的ラクなペースで乗り越えてきたが、1アマは勝手がずいぶん違った。最後まで諦めないで問題にとりかかって本当に良かった。


実は、次に第二級陸上無線技術士(2陸技)の試験に興味を持って、問題集を読んでいるところだ。まずは試験範囲や内容を把握するために、さっと流している。現在は電波法規をほぼ一通り眺め終えたところだ。あと数週間で無線工学系を概観してみて、行けそうならば来年1月の試験に挑戦するかもしれない。

<取得済みの資格>
・第二級陸上特殊無線技士(2陸特)
・第二級海上特殊無線技士(2海特)
・第一級海上特殊無線技士(1海特)
・航空特殊無線技士(航空特)=航空無線通信士の下位
・航空無線通信士(航空通)
・第三級アマチュア無線技士(3アマ)
・第二級アマチュア無線技士(2アマ)
・第一級アマチュア無線技士(1アマ)

去年の今頃は、1年後にまさかこれだけの資格を取得していようとは、夢にも思わなかっただろう。人生は分からないものである。

1アマの無線従事者免許申請書は早速作成し、今夜中に郵便ポストに投函しておいた。明朝一番の便に乗るだろう。

2020年10月12日月曜日

経験者講習会の受講申し込みと本年度の銃砲一斉検査について

 警察本部サイトの講習スケジュールがリニューアルされ、12月に所轄署で猟銃等経験者講習会があるというので、さっそく受講申し込みに行ってきた。現在のところ、COVID-19の影響で、定員は20名程度だそうで、サイトで発表されてもすぐに締め切られてしまう傾向にある。

所轄署での開催がないかどうか、ときどきサイトを覗いていたが、10月07日に気付き、すぐに電話で申し込みの来署を予約した。サイト上の更新日は10/05となっていた。いま確認すると、10/08の更新で12月の初心者講習はすでに締め切られている。初心者講習は毎月1カ所1回程度しか開催されていないから、結構狭き門になってしまっっている。

さて、銃砲担当者はすでに別の警察官に代わっていて、「はじめまして」となった。銃砲関係はまだ「新米」とのことで、こちらがリードするような感じだった。

受講申し込みが完了した時点で、本年度の「銃砲一斉検査」についての話題となった。本来ならば毎年4月ごろに一斉に行われる検査だが、今年はCOVID-19の影響で「延期」とされている。もう事実上中止かと思っていたのだが、「経験者講習のときに銃砲検査させてくださいませんか」とのこと。できるところ、できる人から少しでもやっているという。

しかし、特に強制というわけでもなさそうだ。大丈夫ですか?と言われたので、私の場合は、検査のとき、電動車椅子で来るので、特に大雨とかでなければ大丈夫なんですがと言うと、できたらでいいですよ、当日朝に持って来れませんということでも大丈夫ですという、なんだか緩い感じだった。私も拒否する特別な理由もないので、そういうことで了承した。

当日は、講習の後で検査するという。そのために書類一式を準備しておかなければならない。今年はいろいろあったのでまだ射撃練習に行けていない旨を話し、書類の実績欄の期間はどうすればよいか問うと、よくわからない様子だった。結局、期間を示して、その間の実績を記載すればよいという感じになった。私の場合、昨年実績はそれなりにあるが、今年はまだないので、昨年春からの実績ということで記入しておこうと思っている。あとは当日の天気が良いことを祈るのみである。

2020年10月4日日曜日

アマチュア無線機の変更について

 アマチュア無線局免許状の期限は5年だ。私が現在取得している免許状は平成30(2018)年に免許されているもので、通常なら平成35年=令和5(2023)年まで有効だが、登録している無線機の2台とも旧スプリアス規格の対象機種となるので、このままだと無線局が運用できるのは1年短くなり、令和4(2022)年までとなってしまう。

免許状の備考欄いわく、「無線設備規則の一部を改正する省令(平成17年総務省令第119号)による改正後の無線設備規則第7条の基準(新スプリアス基準)に合致することの確認がとれていない無線設備の使用は、平成34年11月30日までに限る。」

私の場合、新スプリアス基準をきっかけに無線機の入れ替えを行うこと、そして、どうせならパワーアップした無線機を導入するために上級資格を取ることを目指してきたわけだ。市販の無線機は単体で最高出力200Wまでなので、第二級アマチュア無線技士(2アマ)の免許があればOKだったのだが、勢いで1アマまでやってきた。合格発表はまだなのだが、今のうちに申請の準備をしておこうと調べ直しているところだ。


さて、現在のコールサインを取得したときの開局申請書コピーを取り出してみた。当時は、別途購入したJARLの開局申請用紙を使って、紙ベースで申請したようだ。登録している無線機は2台で、HF~50MHz機がTS-690V(B101S)、VU機がTS-790G(T121)だ。久しぶりに再開局したとき、その昔、初めて開局したときに使っていたメイン機と同じメーカーの無線機を選んだ。

上の画像は「高山無線」サイトより引用させていただいた。当時のカタログ表紙である。TS-790には4グレードあり、Gは10Wモデルに1200MHz送信機能を標準搭載したものだった。

脱線したが、このたび上級ライセンスを取得したことにより、200W機に変更しようと思っている。今まで10Wだったので、とても大きなパワーアップだ。現在は移動する局として免許を受けているが、正直な話、移動して運用したことは無い。200Wになると、50Wを超えるので移動しない局として申請することになるが、移動できないとなると寂しくもあるので、固定局とは別に移動局も申請したいなと考えてしまう。無線局免許状は2枚になり、そのぶん電波利用料も倍支払うことになるが、年間300円なので大した金額ではない。

問題は無線機本体とアンテナのほうだ。200Wでオールバンド・オールモードとなると、かなりの出費となる。現在のところ、いま登録している無線機の構成と同じパターンで、HF~50MHz機とVU機の2台体制を考えている。それらを固定局で申請し、できれば別途ハンディまたはポータブル機も揃えて、移動局として申請しようとも思っている。

現在は、3.5~1200MHzの免許だが、昔のように1200MHzまで標準で搭載している機種がほとんど見当たらない。1200MHzは別途ハンディタイプの無線機で揃えるか?

後継機種については、昨秋3アマを取得したころから、メーカーサイトやYoutubeなどで情報収集し、単月買いした雑誌CQ誌の記事や付録なども参考にして選んでいる最中である。また、アンテナも注意して選ばなければならない。200Wともなると電波障害対策も必要になるだろう。

さらに頭を悩ませているのは申請の方法だ。現在は、ネットでオンライン申請ができるようになったので、かなり便利ではあるが、私のようなパターンはどうすればよいか、まだ確証がつかめていない。手元の前申請書控えを見ると、工事設計書は、第1送信機にHF~50MHz機を、第2送信機にUV機(144/430/1200MHz)を記入している。2台とも交換するので、おそらくは第1及び第2それぞれを取替として新しいものを記載すればよいと思うのだが。

現在の後継候補:

・八重洲無線 FTDX101MP(002-190001)・・・技適番号は2019=R01/05/24に取得済みだったが、今年4月の法改正による1.9MHz帯の変更については、同一番号で適合証明取得が完了しているとのこと。HF~50MHz、200W。Y598,000.

・八重洲無線 FT-991A(002-160007)・・・技適番号は2016=H28/09/01付。HF~430MHz、100W(144/430MHzは50W)、1.9MHz新技適取得完了。Y179,800.

・ICOM IC-7700(002KN593)・・・技適番号は2011/03/22付。HF~50MHz、200W、1.9MHz新技適取得完了。Y698,000.

・ICOM IC-7610(002-170003)・・・技適番号は2017/07月付。HF~50MHz、100W、1.9MHz新技適取得完了。Y368,000.

・ICOM IC-9700(002-180005)・・・技適番号は2018/11/20付。144/430/1200MHz、50W。Y188,000.