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2025年10月16日木曜日

あなたを知ることがなければ、今の悲しみはひとつ減っていたのだろうけど。

衝撃的なニュースが飛び込んできた。台湾の人気シンガーソングライターで、音楽プロデューサーでもあり、映像ディレクターでもあり、YouTuberとしても活躍していたSANDY(黄小玫)ちゃんが急逝したというのだ。日本語も堪能で、台湾観光のプロモーションでもおなじみなので、日本でもある程度知られた存在だ。

ネットニュースのRadio Taiwan International(2025/10/15)から全文を引用させていただく。 

===以下引用===

【速報】台湾観光を音楽で発信 シンガーソングライター黄小玫さん逝去

台湾の人気シンガーソングライター、黄小玫(SANDY HXM)さん(写真)が、希少がんの「NK/T細胞リンパ腫」のため亡くなりました。享年34歳でした。黄さんの制作チームがきょう15日、SNSを通じて発表しました。積極的に治療を続けながらも病には勝てず、「天国へ旅立ち、最も優しい天使になった」とコメントしています。(写真:黃小玫 SANDY HXMのFBより)

黄小玫さんは中国語・英語・日本語の三か国語で作詞作曲を行い、2018年には日本語のオリジナル曲「我們在台灣見吧!台湾で会おうね!」や台湾ランタンフェスティバルのテーマ曲【海と光】(屏東で会おうね!Let's meet in Pingtung! 我們在屏東見吧!)で一躍注目を集めました。台湾観光の魅力を音楽と映像で世界に発信してきた黄小玫さん。2023年には作品「24時間基隆」( 24-Hour Keelung)が日本国際観光映像祭(JWTFF)で「最優秀アジア映像賞」を受賞しました。

制作チームは、「黄小玫は台湾を心から愛し、この美しい土地から多くのインスピレーションを得て、数々の心に響く音楽と映像を生み出した」とし、「その作品を通して、台湾の魅力を世界へ伝え続けた」と語りました。

最後に制作チームは、「これまで支えてくださったすべての方々に深く感謝します。SANDYさんの音楽が、これからも多くの人の心を温め続けることを信じています」とメッセージを寄せました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

音楽を通して台湾の美しさを伝え続けた黄小玫さん。

その温かな歌声は、これからも多くの人の心に残り続けるでしょう。


 https://www.youtube.com/watch?v=MtHwzjZSJxk

黃小玫 SANDY HXM - 我們在台灣見吧!台湾で会おうね!


https://www.youtube.com/watch?v=SMXyXMKUBdM&list=RDSMXyXMKUBdM&start_radio=1

黃小玫 SANDY HXM - 【海と光】(屏東で会おうね!Let's meet in Pingtung! 我們在屏東見吧!)


https://www.youtube.com/watch?v=_NQTV7l2Sfw

黃小玫 SANDY HXM - 【24時間基隆】Official MV (基隆觀光曲)


https://www.youtube.com/watch?v=qI-AILuTbgA

黃小玫 SANDY HXM -【我們搭阪神電車去吧!】(阪神電車で行こうよ!)


https://www.youtube.com/watch?v=7ml9I8xAoBU

《一起去旅行》和最愛的人探索台灣的美好 Travel with You


https://www.youtube.com/watch?v=3zEB0fJORIM&list=RD3zEB0fJORIM&start_radio=1

黃小玫 SANDY HXM -【 ICE ICE 你 】(2019寶島仲夏節)


https://www.youtube.com/watch?v=khpSzzevhVU&list=RDkhpSzzevhVU&start_radio=1

黃小玫 SANDY HXM - 【我在南投心自由】(南投觀光主題曲中文版) Official MV


関連ニュース

https://jp.rti.org.tw/news/view/id/101530

台湾の観光スポット100選を訪ねよう!観光署がプロモーション動画を公開!

(編集:王淑卿)

===引用以上===

私が2018年に台湾に行ったころ、SANDYちゃんのYouTube動画「台湾で会おうね」の中で歌われている「呷飽没?(ジャバーボェ)」という歌詞が人気になっていた。呷飽未とも書き、親しい人への台湾語の挨拶のようなものだが、直訳は「もうご飯食べた?」という意味だ。この歌詞ともどもSANDYちゃんが日本人の間でも俄かに知られるようになったのも、ちょうど2018年の夏だったろう。私も当時この動画を何度も繰り返し観た記憶がある。

SANDYちゃんは今年2025年の6月末にも神戸で開催されたイベントで来日し、元気な姿をInstagramでも披露していた。以前より少しふくよかになった印象もあり健康そのものに見えたが、あれからわずか3か月半ほどでいなくなってしまうなんてショックすぎて言葉にならない。日本が大好きだった彼女だが、最期に訪れた日本の都市が神戸だったということも不思議な縁を勝手に感じている。

思い出の数々を書き記しておきたいのだが、思いが溢れてきて何から書いて良いか分からない。台湾がらみでは昨年の瓊瑶さん(作家)の逝去の記憶もまだ新しい。いずれ落ち着いたら記事にしようと思う。

あのときあなたを知ることがなければ、今の悲しみはひとつ減っていたのだろうけど、いやしかし、あのときあなたを知ることができたから、今ありがとうの気持ちがひとつ増えています。

ご冥福をお祈りします。

心裡實在還是難以接受,這麼可愛的人、這麼溫暖的聲音,影片中的容貌依然如此甜美,就這樣永遠離我們而去了.我只安慰自己 說上天需要一位天使般的聲音 才帶走了妳. 謝謝妳讓更多人看見臺灣 也謝謝妳帶給大家這麼多歡樂 一路好走.


SANDY HXM公式Instagram@sandy.hxm

SANDY HXM公式Facebook


2024年12月23日月曜日

フランス語電子辞書の選びかた

 12/21付けのブログに「外国語電子辞書の選びかた」と題して、主に現在は生産終了となった外国語モデルについて説明した。今回は現在もラインナップされている外国語モデルを見てみよう。

現在、外国語コンテンツを目的とした電子辞書はCASIOほぼ一択である、というのは先のブログに書いた通りだ。CASIOが英語以外の外国語モデルとして販売している現行モデルは次の通り。

XD-SX7000 外国語ベースモデル

XD-SX7100 ドイツ語モデル

XD-SX7200 フランス語モデル

XD-SX7300 中国語モデル

SXシリーズは2020年2月に発売された2020年度モデルで、これが現在でも最新のラインアップとなる。CASIOは2020年まで毎年新モデルを発表していたのだが、それ以降の更新はない。イタリア語やスペイン語、韓国語、ロシア語などの外国語モデルも2020年以降は発売されなくなった。第二外国語はいまや公立高校でさえスペイン語や韓国語なども教えられているというのに寂しい限りだ。それはさておき、ここでは比較的メジャーなフランス語の電子辞書を見てみようと思う。なお、ドイツ語もこれに準ずるだろう。

CASIO電子辞書は新年度の需要を見込んで毎年1~2月ごろに新しいモデルを発表している。フランス語モデルSX7200は2020年1月に発売され、当時の実勢で50,000円ぐらい(定価55,000円)していた。発売から5年近く経った今、価格はかなりこなれてきているが、新品で3万円後半、程度の良い中古で3万円ぐらいで入手可能だ。

SX7200が収録しているフランス語辞書コンテンツは次の通り。

画像:CASIO電子辞書公式サイト

もし予算が許せば、現行モデルであるSX7200を選べば問題はない。少しでも安いものをということなら、程度の良い同モデル中古もあるので選択可能だ。
さらに手ごろな価格優先ということであれば、それ以前に発売された生産終了品も選択肢に入る。Amazonやメルカリで古いものが出ているのでうまく見つかれば買いだ。その際の注意点を述べる。
先のブロブにも書いたが、型番の4桁の数字の前の英字で発売年が分かるロジックになっている。現行モデル以下、数年さかのぼって紹介しよう。

・SX7200 2020年度モデル(現行モデル)
・SR7200 2019年度モデル
・Z7200 2018年度モデル
・G7200 2017年度モデル
・Y7200 2016年度モデル
(以下略)

結論から言えば、収録辞書を使えればよいということなら、コンテンツに変化はないので、上にあげたモデルはどれを選んでも良いだろう。公式サイトを見ると、SX7200の収録コンテンツには『オックスフォード』の辞典が仏英と英仏に分かれていて過去モデルより1項目多いように見えるが、実は1冊の『オックスフォードフランス語辞典 第4版』をわざわざ分割して書いているだけである。この辞典は1冊に仏英と英仏をまとめてあり、これは上記のどのモデルにも収録されている。Y7200以降のモデルなら収録辞書に差異はない。もうひとつ前のK7200(2015年度)にも同辞典は収録されているが、さらにひとつ前のU7200にはないので、ここが境目となる。
ただ、電子辞書は新しいほうが画面も精彩で、反応も早くなっているので、あまり古いものはお勧めできない。さらに、CASIOの追加コンテンツアプリの仕様で「DATAPLUS」というのがあり、その最終バージョンが「10」で、それに対応するのが「Yシリーズ」以降モデルだ。そういう意味もあってここではYシリーズ以降をお勧めとしたわけだが、追加コンテンツを意識しなければ問題はない。
なお、追加コンテンツに関しては、SRとSXシリーズはダウンロード対応となっていて、DATAPLUSとは無関係だ。ついでながら、SRとSXはタッチパネルがわずかに拡大されて5.7型になり、ドット数もアップしている。
画像:SX7200(公式サイト)
フランス語モデルのキーボードは英文配列と同じ「QWERTY」となっていて、たとえば英語モデルに追加コンテンツとして取り込んでもふつうに使える。
下の画像は私が所有しているフランス語モデルY7200(2016年度)だが、英文配列だし、動作の遜色ないのでふつうに使えている。戯れに、これにスペイン語とポルトガル語のコンテンツ(CD-ROM版)を追加しているが、さっと調べたいときに別の辞書を取り出さなくてよいので便利である。(スペイン語/ポルトガル語モデルG7500は別に所有しているが・・・。)

もっと古いモデルには手書き入力の画面が別になっているものがあるが、新しいものは画面に手書きできるので心配はない。



2024年12月22日日曜日

年末恒例ソ連映画 "Ирония судьбы, или С легким паром"

 ロシアでは毎年大晦日に放送される恒例の映画があるらしい。

”Ирония судьбы, или С легким паром”(「運命の皮肉、あるいはいい湯を」)というタイトルのラブコメディ映画で、ソ連時代の1976年制作の古いものだが、繰り返して放送されているという。

画像:YouTubeよりオープニングタイトル


男女が主人公で、男性(ジェーニャ)はモスクワに、女性(ナージャ)はレニングラード(現サンクトペテルブルク)に住んでいたのだが、それぞれの町名以下の住所「建設者三番通り25棟12号室」が全く同じだったため、全く接点のなかった二人が様々な偶然により出会うこととなり、やがて恋に落ちるというストーリーだ。

酔っぱらった男性が、女性のアパートの部屋に入り込んでしまうところから始まるのだが、ソ連時代は都市建設や生活様式が同じ規格に従って進められていたため、建物の様子も住所地番もどの町に行っても似たり寄ったりだったらしい。そんなソビエト社会の特殊事情を皮肉った話でもあるわけだ。

今の世は便利だと思うのは、こんな古い異国の映画もネット動画サイトで観られることだ。探してみると、映画会社の公式チャンネルが全編アップしていた。長いので前編と後編に分かれているが、英語の字幕も付けられるのでロシア語が分からなくても楽しめる。

別の楽しみとして、女性(ナージャ)がギターの弾き語りをする場面があるが、これはロシア国民的女性歌手Алла Пугачева(アーラ・プガチョワ)の歌声を当てているらしい。





大晦日の忙しいときに映画なんてと思うかもしれないが、ロシアでは有名過ぎてみなストーリーを熟知しており、テレビ放送を横目で見ながら、「この場面なら今何時ごろ」などと時計代わりになっていたりもするらしい。そして、お気に入りのシーンになると手を留めて画面に見入るという。日本で言えば紅白歌合戦のようなものだろうか、推しの歌手が出たときだけテレビに釘付けになるわけである。

2024年12月21日土曜日

外国語電子辞書の選びかた(長文注意)

 現在のところ、英語以外の外国語用電子辞書を国内メーカーで探そうと思ったら、CASIOのエクスワード一択である。それもドイツ語やフランス語ならまだしも、スペイン語やロシア語、韓国語となると選択の余地はほぼゼロに近いのが現状だ。スマホの普及により電子辞書マーケットが縮小していることは容易に理解できるが、事態は思ったより深刻なのだ。

ここで言う外国語用の電子辞書とは、たとえば仏和辞典や日韓辞典、中国語辞典などのいわゆる第二外国語辞書を収録している専用モデルを指す。以前はSHARPやCANONなどからも発売されていたが、今ではモデルの選択に悩む必要はない。それどころか、外国語によっては買いたくても買えない事態が生じている。唯一国内メーカーで頑張っているのがCASIOだが、その現行モデルの電子辞書ラインアップを見て驚く。外国語モデルというのがあり、型番で紹介すると次のようになっている。

XD-SX9810 英語モデル

XD-SX7000 外国語ベースモデル

XD-SX7100 ドイツ語モデル

XD-SX7200 フランス語モデル

XD-SX7300 中国語モデル

来春から大学に進学し、第二外国語でスペイン語を取ろうと思っている学生は唖然とするだろう。数年前まで存在していたスペイン語専用モデルがなくなっているのである。いまや高校で第二外国語としてスペイン語や韓国語、ロシア語のコースを開講しているところもあるというのに、時代を疑ってしまう。繰り返すが、上のラインナップはSXシリーズという現行モデルなのである。

型番のロジックを説明すると、XD-は電子辞書「エクスワード」の意で、SXは発売年、その後ろの4桁の数字は収録するメインコンテンツを示している。CASIOは2020年までほぼ毎年1月ごろに新しいモデルを発売していたので、型番により発売年が特定できる。

SXシリーズ 2020年度モデル

SRシリーズ 2019年度モデル

Zシリーズ 2018年度モデル

Gシリーズ 2017年度モデル

Yシリーズ 2016年度モデル

Kシリーズ 2015年度モデル

Uシリーズ 2014年度モデル

(以下略→Wikipediaに詳しい)

実のところ、CASIOは2020年度モデル(2020年1月9日発売)を最後に英語以外の外国語新モデルを発表していない。学生モデルやプロフェッショナルモデル、ビジネスモデルなどは9810のように10の位を変更して地味に新モデルを出しているようだが、外国語モデルはその気配はないのでこの先ディスコンを心配するが、SXを冠して現行モデルとしている限りはすぐに生産終了ということにはならないだろう。ネット通信機能の追加や本体記憶容量のアップにより、しばらくはそのままでアプリ対応でまかなおうということらしい。

詳しい方はご存じかと思うが、CASIOの外国語電子辞書はSXシリーズになってからラインナップに大きな変更があった。型番の4桁の数字に注目していただきたい。ひとつ前のSRシリーズまでは下記のモデルが存在していたのだ。

7400 イタリア語モデル

7500 スペイン語(/ポルトガル語)モデル

7600 韓国語モデル

7700 ロシア語モデル

(CASIO生産完了品サイト)

これらは各外国語対応の辞書が収録されているのだが、収納コンテンツ以外に何が違うかというと、それぞれの言語に対応した(物理)キーボードが装備されている点だ。イタリア語モデルは英語と同じだが、スペイン語モデルには「エニェ」がプリントされ、韓国語モデルにはハングル文字が、ロシア語モデルにはキリル文字がプリントされている。イタリア語とスペイン語は英語キーボードであるていど代用できるが、韓国語とロシア語はそうは行かない。こうしたキーボードを装備した電子辞書が現行のSXシリーズには存在しないのである。

では現行SXシリーズはどうなっているかと言うと、外国語ベースモデルSX7000を購入して、外国語辞書のアプリをインストールして使ってくださいということらしい。物理キーボードは英語配列のみで、肝心の外国語キーボードはタッチパネル対応となる。これが意外と不便で、打ち込んだ後、キーボードを消さないと検索結果が一覧できないのだ。しかも外国語ベースモデルSX7000の実勢価格は40,000円ぐらいで、さらにそれぞれの言語対応の辞書アプリを追加しなければならない。たとえばスペイン語なら、1パッケージ11,000円のアプリ、さらに『オックスフォードスペイン語辞典』が欲しければ4,400円、そして『スペイン語経済ビジネス用語辞典』は2,200円が必要だ。

そんなわけで、過去モデルがいまだに高値で取引されているのも理解できる。旧型番のモデルはAmazonやメルカリなどで運が良ければ入手可能だが、モデル選びの際に注意することがあるので、英語以外の外国語コンテンツに焦点を当てて自分なりに調べたことを書いておこうと思う。(もちろんドイツ語、フランス語、中国語は現行のSXシリーズで問題はないだろう。)

まず前提として、追加コンテンツアプリの仕様である「DATAPLUS10」対応となったYシリーズ以降、Gシリーズ、Zシリーズ、そして外国語物理キーボード最終装備のSRが選択肢となる。それ以前のモデルでも収録コンテンツに変わりがないなら使いたいという向きもあろうが、やはり新しいほうがキー入力や検索速度が速いので、あまり古いものはお勧めできない。収録コンテンツを比較してみて、改訂新版の辞書が採用されていれば新しいほうを選びたいが、いたずらに最新モデルを追うのも注意が必要なのが外国語モデルの難しいところだ。

言語別に解説しよう。イタリア語(7400)とスペイン語(7500)は最後のモデルであるSRシリーズがよいが、YやG、ZシリーズであればDATAPLUS10対応で、コンテンツにも差がないので考慮してよい。ただし、ポルトガル語はGシリーズ以降からの標準収録になっているので、スペイン語/ポルトガル語モデルを選びたい場合はYシリーズは除外する。Yシリーズ以前のモデルにポルトガル語アプリを追加することはできるが、追加コンテンツ(CD-ROM版)はDATAPLUS4以降の対応になっているので、現実的には2012年度以降のモデル(D、N、U、K、Y)となろう。追加コンテンツアプリは11,000円だ。

韓国語モデルは収録コンテンツに変更がないので、Yシリーズ以降、G、Z、SRのうちから選ぶことができる。収録されている辞書のメインはいずれも小学館の『朝鮮語辞典』だが、これは2018年に小学館『韓日辞典』として25年ぶりに一新された版が出た。残念ながら、この新版辞典を収録したモデルはないのだが、追加コンテンツとして現在こちらが収録されたものが発売されている。ただ、惜しいことにこのアプリはSRシリーズ以降のみの対応なので、ハングル文字キーボードで使おうと思うとSRシリーズ一択になる。初学者には『朝鮮語辞典』でも十分だと思われるので、ときどき中古市場に妥当な価格で出品されるZ7600が狙い目か。

↓XD-Z7600(Amazonより)


ロシア語モデルは収録コンテンツに注意が必要だ。SRシリーズになって、なぜか『オジェゴフ露露辞典』が外されているのだ。あるていど学習が進んでくると露露辞典は重宝するはずなので、これは外せないとすると、Y、G、Zシリーズが選択肢となろう。できれば一番新しいZ7700を選びたい。なお、露露辞典は追加コンテンツでも販売されていないので、SRシリーズに追加インストールすることもできない。

↓XD-Z7700(Amazonより)


ちなみに私が現在所有しているモデルは次のとおりである。

・XD-Z20000 プロフェッショナルモデル(2018年)
・XD-Z9800 英語モデル(2018年)
・XD-Y7200 フランス語モデル(2016年)
・XD-SX7300 中国語モデル(2020年)
・XD-G7500 スペイン語/ポルトガル語モデル(2017年)
・XD-Z7600 韓国語モデル(2018年)
・XD-Z7700 ロシア語モデル(2018年)

以前、韓国語XD-D7600(2012年)とロシア語XD-Z7700(2018年)を所有していたのだが、当時まだ技量が足りず使いこなせなかったので売却してしまった経緯がある。その後また韓国語とロシア語モデルを買い直す羽目となった。
なお、私は何ごとをするにも道具から入る性質なので、これだけ電子辞書を揃えているからと言って外国語の実力が伴っているわけではない。書籍を買い集めてひたすら「ツンドク」しているように、電子辞書を積み上げているだけである(笑)。

ところで、懲りずにSRシリーズの韓国語モデルをゲットする予定で、先に書いたように、それに最新版の韓国語辞書『小学館 韓日辞典』をインストールしてみるつもりだ。後日使い勝手などをレポートしてみたい。
↓XD-SR7600(CASIOサイトより)

これまでZシリーズなどにデータカード版やCD-ROM版のコンテンツを追加したことがあったが、ダウンロード版を利用するのは初めてとなる。ついでながら、古いアプリも上位互換があるので、DATAPLUS10対応となっているモデルでも、たとえばポルトガル語CD-ROM版(XS-HA08)やフランス語データーカード版(XS-OH22MC)を使用可能だ。実際、私もメルカリなどでこれらアプリの中古品を割安に入手して使っている。アプリでしか利用できない辞書が入っている場合もあるので、追加コンテンツは無視できない。ただ、ここでも注意が必要で、データカード版やCD-ROM版のコンテンツは、現行SXシリーズ、およびひとつ前のSRシリーズには対応していない。これらモデルはダウンロード版のみとなる。

(→ダウンロード版追加コンテンツ詳細)
(→同購入・利用方法について)

蛇足だが、資料翻訳・解読などの場合は、電子辞書1台だけでは役に立たず、というか意外と使いにくく、オンラインの翻訳ソフトと併用して電子辞書を使うのが私には向いている。電子辞書を使い倒すとすれば、同じ言語で複数の種類の辞典を同時に使いたいので、数台の電子辞書を用意して、1辞典につき1電子辞書という贅沢な使いかたが便利であるw。




2024年11月15日金曜日

ようやく何とかなりそうな予感がするロシア語

 昨年10月期からNHKラジオ『まいにちロシア語』を聴きはじめ、毛利先生の入門編講座を6か月頑張り、続いて今年の4月から9月まで分からないながらも前田先生の初級編も聴き続けた。始めて1年経ち、10月から横井先生の初級編に接するに至ってようやくうまくいきそうな気がしてきた。

今期の初級編はオンラインでのチャットを題材にした斬新な内容で、短くも有用な表現がスキットになっている。淡々と話す講師の関西弁口調もどこか馴染みやすく、文法事項もすんなり入ってくる。以前は文法を追いかけるのに必死だったが、このたびはロシア語で交流したい人向けの内容となっていて、例文も覚えやすい。生きた会話用ロシア語が習得できそうな気がするのである。

そもそも外国語学習においては会話にあまり関心のない私だが、病院で世話になっている理学療法士の先生がなぜかロシア語を知っているし、その先生がロシア人の患者さんとロシア語でやり取りしているのを聞いたりすると、ロシア語の挨拶言葉ぐらい口から出ないと落ち着かない。

テキストには応用編も掲載されているのでそちらも聴いているが、今期は新作で、ソ連時代の知られざる生活状況が垣間見られてたいへん興味深い。ロシア語の学習以外でも、ソ連やロシアに興味がある人には価値があるだろう。



2024年11月10日日曜日

10月からNHKラジオ「ドイツ語」聴き始めたが

数年前からNHKラジオの語学講座をいくつか始めていましたが、10月からドイツ語を追加しました。

高校生のときに少し学んでいたドイツ語がさび付いていて、久しぶりに整えようと思い立ち、今回もラジオ講座頼みというわけです。今期の初級編は「文法からはじめよう」ということで、文法好きな私にはうってつけの内容です。番組は淡々と進められ、テンポも早く濃密ですが、テキストは分かりにくく専ら聞き流しているところ。ドイツ語はゲルマン系言語で、馴染みのあるラテン系とはかなり勝手が違うのでいらいらしながら頑張って聴いています。1年ぐらい続ければ少しは楽しめるようになるでしょうか。

もともと初級編めあてだったので応用編はおまけとして聴いていますが、こちらは番組もテキストも無駄が多いように感じます。
多和田葉子のエッセイが題材として取り上げられていますが、そのエッセイの内容がつまらない。言葉に関するものに絞られてはいますが、ふつうに感じることをふつうに書けばよいのに、わざと大仰な表現でこねくり回しているような印象で疲れます。
テキストにはドイツ語本文と日本語訳が掲載されていますが、番組で日本語訳を延々と読み上げる必要はないと思います。訳文朗読に時間を割いているせいで、肝心の「気になる単語」部分の放送解説は一切ないし、「今日のキーフレーズ」でも放送で飛ばされる項目がいくつかあります。
雑談は否定しませんが、間にナビゲーターが入るので余計に時間が取られるような気がして、別の意味でいらいらします。
テキストは有料で販売しているのだから、購入者がもっと有益に使えるように番組内容を工夫していただきたいです。

愛車も、ライフル銃も、腕時計も、ロフストランドクラッチ(歩行杖)も身の回り、ドイツ製に囲まれているのに今さら、いや、ようやくドイツ語を固めるために頑張ります。


2024年11月5日火曜日

意外とおもしろい補語の世界

 NHKラジオ「ステップアップ中国語」の10月からのシリーズは『補語が決め手!自然な中国語』です。李老師は中国語講座では有名な方ですが、まともに放送を聴くのは初めて。バツグンに良いですね。

今回は補語についてあれこれ解説していただいていますが、分かったつもりになっていた補語を、ネイティブの講師が分かりやすく解説してくれ、奥深さを思い知ります。いろんな種類がある補語をきちんと整理していて頭にスッと入ってきます。

HSKの最上級を最近取得したという日本人アシスタントが、学習者サイドからいろいろ質問してくれるのも楽しいです。彼女が中国語訳に挑戦するコーナーでは、最初余計かなとも思ったのですが、講師がネイティブ側からすぐに添削してくれるので勉強になります。

テキストは充実しているほうだと思いますが、レイアウトの都合で仕方がないと思いながらも、放送の順番と違って前後するのでページをめくるのが忙しいですね。会話の中国語訳で段ちゃんの声が聴けるのも個人的に嬉しいです。


2024年7月19日金曜日

八田先生とハンナさんのおしゃべりが楽しいハングルメ・チャンネル

 7月からの3カ月間、NHKラジオ『ステップアップハングル講座』は「ハングルメ・チャンネル」と題して、韓国の食文化や料理について掘り下げています。昨年放送分の再放送で、当時は聞いたり聞かなかったりだったので、今回はテキストを買ってしっかり聴いています。

八田先生とカンハンナさんのおしゃべりがテンポよく、韓国語に興味はないが韓国料理は好きという人もおもしろく聴けると思います。



2024年3月20日水曜日

初級からのレベルアップ ハングル講座もう一度

 4月からのNHKラジオ『ステップアップハングル講座』は山崎先生の「これでスッキリ!初級からのレベルアップ』ですが、これは2023年10月期の再放送です。当時テキストを買って毎回聞いていたのでもう一度聴きますが、考えてみると内容は同じなので、今回テキストを買う必要がなかったのに買ってしまいました。

3ヶ月分が一冊にまとめられていてコンパクトで良いのですが、内容は同じ。ちょっと残念。990円。괜찮아!



2023年12月1日金曜日

これで完璧!スペイン語接続法

 NHKラジオ語学講座で10月から懐かしい声を拝聴しています。NHKラジオ「まいにちスペイン語」の応用編で『これで完璧!接続法』という講座が始まり、講師が福嶌教隆教授なのです。先生には学生時代にお世話になりましたが、相変わらずのご活躍で嬉しく思います。NHKではテレビ講座にも時々出演されているので、お付き合いが長くなりました(笑)。

スペイン語はもう卒業した気になっていたので、NHKの講座も今まで集中して聴くことはなかったのですが、10月から福嶌先生ご登場というわけで、最近ではほとんど初めてテキストを買って聴いています。

スペイン語の接続法は比較的理解しやすく、放送内容もたやすいだろうと思っていましたが、案の定忘れていることも多く、よい学び直しになっています。

聴いているのは応用編だけで、テキストには入門編も載っていますが、そちらは放送も聴かず、目を通すこともありません。中国語やハングルのように応用編を分離してテキストを作ってほしいですね。



2023年10月28日土曜日

NHKラジオ「ロシア語」遅れて参加します

 NHKラジオ講座で中国語やハングルはここ数年続けていますが、ふと思い立ち、長いあいだスランプに陥っていたロシア語を始めることにしました。NHKラジオ語学講座は、初級編(または入門編)は6か月単位で放送されていますが、10月からの新講座を聴いていううちに突然食指が動きました。

最初の1週間は逃しましたが、まだほとんど発音ばかりなので特に支障なし。ロシア語は10代の頃に少しかじったのと、現代ギリシャ語の知識が少しあるので、キリル文字の読み方はなんとかなりそうです。しかし文法がかなり厄介で、このままついていけるかどうか心配になってきています。格変化などは覚悟のうえですが、前置詞の後ろが必ずしも前置格になるとは限らないなど、意外とルーズなところもあってドキドキします。




2023年4月6日木曜日

ハングル学習を追加してみた

 NHKラジオ語学講座での学習にハングルを追加しました。韓国・朝鮮語は学生時代に研究語学として学びましたが、ただ単位を取っただけという感じなのでほぼ使い物になっていませんでした。ラジオ講座で中国語学習が意外と進歩しているので、余裕をぶっこいてハングルも始めました。

ハングル文字の構成はとても機能的で、パターンを覚えればある程度すぐに読めるようになります。韓国人は日本語が上手な方が多いのですが、韓国人が日本語の文字を覚えるほうがたいへんでしょう。韓国の俳優さんなどが日本語をすらすら話すのが羨ましくて、なら、こちらも韓国語が分かるようにしておこうという、何とかの手習いです。

今期は石田先生の「字幕なしで韓ドラにチャレンジしよう」という内容。どこまで物になるか楽しみです。



2022年3月24日木曜日

まじめに中国語をやろう

 広東語の学習を始めたのは中学生の頃だった。香港の女の子を好きになったからだ。英語以外で最初に取り組んだ第三外国語かもしれない。当時は日本で広東語の学習書は販売されておらず、書店の洋書コーナーで辛うじて見つけた『TEACH YOURSELF CANTONESE』というイギリスの本を細かく読み進めたものだ。その後、社会人に至るまで広東語の学習は続く。大学の図書館では海外で出版された広東語辞書を見つけ、ほぼすべてをコピーしたが、それは今も拙宅にある。若気の至りとはよく言ったもので、その辞書をベースにして日本で初めての広東語辞書を作ろうなどと息巻いたりもした。

広東語は役に立ったかというと、それなりにおもしろい経験はできた。何より、就職した会社で奇しくも香港担当になった時期があり、毎月のように香港にも出張に行っていたので、片言の広東語の実力を試す機会もあった。偉そうな話だが、滞在中に日本から来た関連会社の幹部たちを、広東語で現地の人とやりとりしながら街案内したりもした。またジャッキーチェンやMrBOOなど香港映画ブームもあったころで、字幕なしでもそれなりに楽しむことができた。

ささやかに嬉しかったのは、中学生の頃に好きになった香港の陳美齢という名前の女の子、つまりはアグネスチャンなのだが、数年経ったときに彼女がやっていたラジオ番組に広東語で手紙を書いたら、番組内で読み上げてくれて、お返事までいただけたことだ。以後何回か、クリスマスカードもいただいた。

世間一般に言う中国語とは北京語をベースにした普通話と呼ばれるもので、現在も日本で中国語というとこれを指す。中国にはこのほかに広東語、上海語、福建語など大きな方言がいくつかあって、みな漢字を使うものの、音声だけ聴くとお互いほぼ外国語のように通じない。広東語学習を始めたころ、日本語で書かれた学習書が無かったので、頼りは外国で出版された資料だった。インターネットもなかった時代、意外と役に立ったのは中国で出版された書籍だ。幸い、当時の自宅近くに中国語書籍を専門に扱う書店があり、足しげく通い、少々高かったが、広東語と名のつくものを買いあさった。

前置きが長くなったが、それら中国語書籍はほぼすべて中国標準語で書かれており、広東語学習を進めていくには中国標準語の知識が必要となる。そのときどきで中国語を調べていただけで、実のところ広東語ほど関心は持てずにいた。それゆえ、以後、長きにわたり、中国標準語の文字を見ても広東語読みになるという中途半端な状態だった。

何とかしようと思い立ち、数年前からNHKのテレビやラジオの講座を利用していたが、いつもただ聞き流すだけで一向に身が入らない。それではいかんということで、ようやく重い腰を上げ、4月からテキストを買ってNHKラジオ講座を聴くことにした。まじめに系統的に学習していこうと思う。




2020年11月30日月曜日

韓国語のPC用キーボードを買ってみた

 Amazonで韓国語用のハングル文字入力PCキーボードを見つけたので、戯れに買ってみた。韓国のサイト検索に便利そうだが、出番がどのぐらいあるのかは今後の関心次第である。

英語以外の外国語用キーボードは日本ではなかなか手に入らないのが寂しい限り。昔、一般のキーボードにカバーを掛け、その上にギリシア文字をひとつずつ貼り付けてお手製ギリシア文字キーボードを作ったのが懐かしく思い出される。1999年に2回目となるギリシア訪問が実現したが、あまり時間が無くてギリシア語キーボードを入手できなかったことが悔やまれる。

2018年に台湾に行ったとき、高雄でPCショップに立ち寄り、台湾華語キーボードを物色したが、そのあとシンガポールに行くなど旅程が詰まっていて荷物になると思って断念した。

そういえば以前ベトナムを訪問した折、ベトナム語の電子辞書を購入したが、結局あまり使うこともなくて高いオモチャとして終わった経験があるので、これからは無駄遣いしないようにしたい。とか言いながら、このたびも韓国語キーボード・・・。



2020年11月23日月曜日

中国語の電子辞書XD-SX7300RD購入

 中国語の紙の辞書を引くのが面倒になり、電子辞書を購入した。カシオ・エクスワードXD-SX7300RDという、現時点での最新モデルだ。電子辞書だと手書き入力できるのが強み。

昨今はスマホが辞書代わりになるせいか、英語以外の外国語の電子辞書ラインナップが縮小しているのが寂しい。中国語の電子辞書も以前はいくつかのメーカーから出ていたが、現在まともなものはカシオ一択だ。


そのカシオも外国語モデルはかなり乏しい選択になっている。以前は韓国語、ロシア語、スペイン語などの専門モデルがあったが、現在はすべて無くなり、ドイツ語、フランス語、中国語を残すのみで、従来の外国語はソフト(アプリ)対応となっている。専門モデルは物理キーボードに各言語の文字が印刷されているので便利だったが、アプリ対応だと画面内のキーボードをタッチしなければならず、せせこましくて不便を感じる。それゆえ旧モデルも依然人気で、メルカリなどでは高値で取引されている。それ以前になかなか出品されない。私はロシア語モデルと韓国語モデルを持っていたが、もう使わないだろうとメルカリで手放してしまったのが今となっては後悔している。

流石にドイツ語モデルやフランス語モデルがなくなることはないと思うが、中国語モデルは先行き怪しいと思って今回入手した。ちなみに現在所有しているモデルは次の通り。

・XD-Y7200 フランス語モデル

・XD-G7500 スペイン語・ポルトガル語モデル

・XD-Z9800 英語モデル

・XD-Z20000 プロフェッショナルモデル

なお、上のフランス語モデルにもスペイン語とポルトガル語の辞書アプリを追加している。

以前所有していたSEIKO(SII)の古い電子辞書にはイタリア語のアプリを入れていたが、本体を家族に譲ったためにそのままお蔵入りとなった。思えば、10年ほど前までSIIも中国語、韓国語、イタリア語、スペイン語など各国語対応の電子辞書を出していて、モデル選びに悩んだものだが、今は選択の余地がないどころか、モデルが発売されていない。スマホアプリで良いものがあるか探してみなければならない。