昨年10月期からNHKラジオ『まいにちロシア語』を聴きはじめ、毛利先生の入門編講座を6か月頑張り、続いて今年の4月から9月まで分からないながらも前田先生の初級編も聴き続けた。始めて1年経ち、10月から横井先生の初級編に接するに至ってようやくうまくいきそうな気がしてきた。
今期の初級編はオンラインでのチャットを題材にした斬新な内容で、短くも有用な表現がスキットになっている。淡々と話す講師の関西弁口調もどこか馴染みやすく、文法事項もすんなり入ってくる。以前は文法を追いかけるのに必死だったが、このたびはロシア語で交流したい人向けの内容となっていて、例文も覚えやすい。生きた会話用ロシア語が習得できそうな気がするのである。
そもそも外国語学習においては会話にあまり関心のない私だが、病院で世話になっている理学療法士の先生がなぜかロシア語を知っているし、その先生がロシア人の患者さんとロシア語でやり取りしているのを聞いたりすると、ロシア語の挨拶言葉ぐらい口から出ないと落ち着かない。
テキストには応用編も掲載されているのでそちらも聴いているが、今期は新作で、ソ連時代の知られざる生活状況が垣間見られてたいへん興味深い。ロシア語の学習以外でも、ソ連やロシアに興味がある人には価値があるだろう。
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