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2025年10月16日木曜日

あなたを知ることがなければ、今の悲しみはひとつ減っていたのだろうけど。

衝撃的なニュースが飛び込んできた。台湾の人気シンガーソングライターで、音楽プロデューサーでもあり、映像ディレクターでもあり、YouTuberとしても活躍していたSANDY(黄小玫)ちゃんが急逝したというのだ。日本語も堪能で、台湾観光のプロモーションでもおなじみなので、日本でもある程度知られた存在だ。

ネットニュースのRadio Taiwan International(2025/10/15)から全文を引用させていただく。 

===以下引用===

【速報】台湾観光を音楽で発信 シンガーソングライター黄小玫さん逝去

台湾の人気シンガーソングライター、黄小玫(SANDY HXM)さん(写真)が、希少がんの「NK/T細胞リンパ腫」のため亡くなりました。享年34歳でした。黄さんの制作チームがきょう15日、SNSを通じて発表しました。積極的に治療を続けながらも病には勝てず、「天国へ旅立ち、最も優しい天使になった」とコメントしています。(写真:黃小玫 SANDY HXMのFBより)

黄小玫さんは中国語・英語・日本語の三か国語で作詞作曲を行い、2018年には日本語のオリジナル曲「我們在台灣見吧!台湾で会おうね!」や台湾ランタンフェスティバルのテーマ曲【海と光】(屏東で会おうね!Let's meet in Pingtung! 我們在屏東見吧!)で一躍注目を集めました。台湾観光の魅力を音楽と映像で世界に発信してきた黄小玫さん。2023年には作品「24時間基隆」( 24-Hour Keelung)が日本国際観光映像祭(JWTFF)で「最優秀アジア映像賞」を受賞しました。

制作チームは、「黄小玫は台湾を心から愛し、この美しい土地から多くのインスピレーションを得て、数々の心に響く音楽と映像を生み出した」とし、「その作品を通して、台湾の魅力を世界へ伝え続けた」と語りました。

最後に制作チームは、「これまで支えてくださったすべての方々に深く感謝します。SANDYさんの音楽が、これからも多くの人の心を温め続けることを信じています」とメッセージを寄せました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

音楽を通して台湾の美しさを伝え続けた黄小玫さん。

その温かな歌声は、これからも多くの人の心に残り続けるでしょう。


 https://www.youtube.com/watch?v=MtHwzjZSJxk

黃小玫 SANDY HXM - 我們在台灣見吧!台湾で会おうね!


https://www.youtube.com/watch?v=SMXyXMKUBdM&list=RDSMXyXMKUBdM&start_radio=1

黃小玫 SANDY HXM - 【海と光】(屏東で会おうね!Let's meet in Pingtung! 我們在屏東見吧!)


https://www.youtube.com/watch?v=_NQTV7l2Sfw

黃小玫 SANDY HXM - 【24時間基隆】Official MV (基隆觀光曲)


https://www.youtube.com/watch?v=qI-AILuTbgA

黃小玫 SANDY HXM -【我們搭阪神電車去吧!】(阪神電車で行こうよ!)


https://www.youtube.com/watch?v=7ml9I8xAoBU

《一起去旅行》和最愛的人探索台灣的美好 Travel with You


https://www.youtube.com/watch?v=3zEB0fJORIM&list=RD3zEB0fJORIM&start_radio=1

黃小玫 SANDY HXM -【 ICE ICE 你 】(2019寶島仲夏節)


https://www.youtube.com/watch?v=khpSzzevhVU&list=RDkhpSzzevhVU&start_radio=1

黃小玫 SANDY HXM - 【我在南投心自由】(南投觀光主題曲中文版) Official MV


関連ニュース

https://jp.rti.org.tw/news/view/id/101530

台湾の観光スポット100選を訪ねよう!観光署がプロモーション動画を公開!

(編集:王淑卿)

===引用以上===

私が2018年に台湾に行ったころ、SANDYちゃんのYouTube動画「台湾で会おうね」の中で歌われている「呷飽没?(ジャバーボェ)」という歌詞が人気になっていた。呷飽未とも書き、親しい人への台湾語の挨拶のようなものだが、直訳は「もうご飯食べた?」という意味だ。この歌詞ともどもSANDYちゃんが日本人の間でも俄かに知られるようになったのも、ちょうど2018年の夏だったろう。私も当時この動画を何度も繰り返し観た記憶がある。

SANDYちゃんは今年2025年の6月末にも神戸で開催されたイベントで来日し、元気な姿をInstagramでも披露していた。以前より少しふくよかになった印象もあり健康そのものに見えたが、あれからわずか3か月半ほどでいなくなってしまうなんてショックすぎて言葉にならない。日本が大好きだった彼女だが、最期に訪れた日本の都市が神戸だったということも不思議な縁を勝手に感じている。

思い出の数々を書き記しておきたいのだが、思いが溢れてきて何から書いて良いか分からない。台湾がらみでは昨年の瓊瑶さん(作家)の逝去の記憶もまだ新しい。いずれ落ち着いたら記事にしようと思う。

あのときあなたを知ることがなければ、今の悲しみはひとつ減っていたのだろうけど、いやしかし、あのときあなたを知ることができたから、今ありがとうの気持ちがひとつ増えています。

ご冥福をお祈りします。

心裡實在還是難以接受,這麼可愛的人、這麼溫暖的聲音,影片中的容貌依然如此甜美,就這樣永遠離我們而去了.我只安慰自己 說上天需要一位天使般的聲音 才帶走了妳. 謝謝妳讓更多人看見臺灣 也謝謝妳帶給大家這麼多歡樂 一路好走.


SANDY HXM公式Instagram@sandy.hxm

SANDY HXM公式Facebook


2025年8月3日日曜日

身体障害者手帳所有者が新幹線チケットを購入する方法3~自動券売機

 e5489サイト(WESTERサイト)でネット予約した東海道新幹線の指定特急券と割引乗車券は、東海道新幹線の乗車駅にある自動券売機で入手できます。ただし、「e5489」と表示のある機械に限ります。

品川駅と新大阪駅で試したところ、操作方法に若干の違いはあったものの手続きはほぼ同じでした。ポイントは持参するものと購入画面へのアプローチ方法です。

まず必ず持参しなければならないものはネット購入時に支払いで使用したクレジットカードです。これを券売機に挿入しないとチケットの入手ができません。また、登録した電話番号(下4桁)を入力する必要ももあります。これはすべての券売機で共通です。また、ネットで説明されている予約番号(5桁数字)は、機械によって必要な場合と不要な場合があるようですが、念のためにメモして持参します。

一瞬迷うのは、最初の操作画面からの入り方です。キーワードは「予約した切符のお受け取り」または「インターネット予約」をタップして、次に「JR西日本e5489サービス」に入ります。ボタンがごちゃごちゃしていますが、みどりの券売機で、「5489サービス」を探せば問題ないと思います。

往路帰路とも予約済みの場合は、往路に乗る場合でも往復のチケットが購入できるようですが、もちろん別々でも構いません。

2025年7月27日日曜日

身体障害者手帳所有者が新幹線チケットを購入する方法2~乗車券

引続き、e5489サイト(WESTER)で東海道新幹線の割引乗車券を予約購入する方法を記します。これまで身体障害者手帳による乗車券割引を受けるためにはわざわざ窓口に行かなければならなかったのですが、ネットサイトですべて完結できるようになっています。
手続き方法は先に公開したブログからご覧ください。
注意すべきは、指定席特急券の予約画面で「片道」または「往復」の乗車券も同時に購入しようとすると、障害者割引は適用されないということです。つまり、特急券予約と乗車券予約は別々に手続きしなければなりません。
以下では、障害者割引で乗車券をネットにて予約購入する方法を記載しています。
(関東エリアから東海道新幹線を利用する場合について)

1.下の画面で「乗車券のみを予約」にチェックを入れて「検索する(新規予約)」ボタンをクリックしてください。発着駅や日時はすでに予約した便が表示されるように入力してください。


2.次の画面で座席を予約済みの経路を選択します。

3.WESTER会員登録時にマイナカードから障害者手帳データが登録済みになっていると、次の画面で「身体障害者割引」に関する選択肢が表示されます。
「単独」:障害者がひとりで乗車する場合、本人のみ割引になる乗車券の予約。
「本人・介護者」:障害者と介護者(付添者)2名がともに割引になる乗車券の予約。
以上のいずれかを選択します。ただし、介護者(付添者)も割引になるのは手帳に「1種」の表示がある人(重度身体障害者)のみです。

4.上の画面で「おとな本人・介護者」を選択した場合、2名分の乗車券を同時に予約購入となります。介護者=付添者ですが、割引となるのは付添者1名のみです。
この画面で表示内容を確認し、さらに乗車券について片道分のみ購入するか、往復分を購入するか選択できます。もちろん、ここで片道分を購入し、帰路分を別途購入手続きすることも可能です。

5.受け取りの注意が表示されます。


6.最終確認画面で支払いについて設定します。自動券売機で特急券と同時に発券するので、クレジットカード払いが便利です。当日、このときに使用したカードを忘れないようにしてください。発券時に券売機に挿入しないと発券されません。


以上で完了です。キャンセル手続きなどもWESTERにログインすることで行えます。
以前は窓口に並ばなければなりませんでしたが、便利になりました。

2025年7月20日日曜日

身体障害者手帳所有者が新幹線チケットを購入する方法1~座席指定

 身体障害者手帳所有者は、JR乗車券料金の割引を受けることができる場合があります(条件など詳細は各自お調べください)。以前は割引適用を受けるために駅の「みどりの窓口」にて対面で乗車券を購入する必要がありましたが、マイナンバーカードのおかげでその必要がなくなりました。

東京在住で東海道新幹線に乗る場合でも、ネットサイトで車いす対応席と介護者席の予約、および割引での乗車券購入ができましたので、その方法を覚えとして記載します。その前提として、JR西日本のWESTER会員登録(会費無料のほうでよい)をする必要があり、さらにその前にマイナンバーカードに障害者手帳情報がデータ連携されていなければなりません。

以下の作業はPCよりスマホで行うほうが簡単です(カードリーダー不要のため)。

1.ご自身のマイナカードのマイナポータルにアクセスして、障害者手帳情報が掲載されているか確認してください。身体障害者手帳を交付されていれば記載されているはずですが、もしなければは地元の自治体(市役所等)に問い合わせてください。

2.JR西日本のWESTER会員に登録し、マイナカードの障害者手帳情報を登録してください。方法は会員登録時に参照できるはずです。

ここから先はPCでもスマホでも運用可能です。

現在、「新幹線」と名のつくものは多数あり、JR東日本、JR東海、JR西日本など管轄する鉄道会社もそれぞれ異なるので、ネット予約もややこしくなっています。ここでは東海道新幹線を割引乗車券も含めてネットで予約する方法を説明します。座席予約とチケット購入はすべてネット上で完結し、乗車当日に券売機で発券して乗るだけです。

3.予約はJR西日本の「e5489(いーごよやく)」サイトで行います。ログインはJR西日本のJRおでかけネット(https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/e5489/)から入ります。下記の画面の右上にある「予約する(ログイン)」をクリックしてください。


4.下記のポップアップで、「WESTER会員の方(ログインして予約)」ボタンをクリックします。「会員登録せずに予約」で入ると障害者の割引乗車券は購入できません。


5.次の画面で「新規予約」ボタンをクリックします。購入後はこの画面から「予約の確認」も可能です。

6.次にこの画面になりますが、「方面・路線を指定」項目にあるのはJR西日本管轄の路線しか表示されないので、東海道新幹線を予約するには「駅名を入力」タブをクリックしてください。ここが肝心なポイントです。
ご参考までに、「サンライズ出雲」などリストにない特急も、駅名入力タブで東京→出雲市などと入力すると予約ページに入れます。ちなみに、便の少ない人気の特急列車は乗車日1カ月前から1週間先まで事前申込することができます。本予約開始日時になると自動で申し込むしてくれるそうで、結果が送られてきます。申し込み多数の場合は抽選となります。

7.「駅名を入力」タブを表示すると「発着駅の指定」という項目が現れます。ここで、たとえば「新横浜→新大阪」のように東海道新幹線の駅名を入力します。
「日時の選択」:乗車希望日時を選択します。出発または到着のだいたいの時刻を設定しておくとそれに近いダイヤの便を次の画面で複数表示してくれます。
「乗り換え設定」:一度も乗り換えしない。
「利用列車」:「新幹線を利用」にデフォルトでチェックが入りますが、次の「車いす対応席を利用する」にチェックを入れることが必須なので、そうすると自動で新幹線が選ばれます。
「その他」:必ず「車いす~」にチェックを入れてください。ここでは乗車券は購入せず、車いす対応席または介助者席の予約のみ実行することになります。

8.次の画面では、車いす対応座席に関する内容がデフォルトで表示されます。先に入力した「出発または到着希望時刻」以降の便がいくつか並んでいますので、その中から、希望する便の「移乗席」の下にある「△」ボタンをクリックして「選択する(新規予約)」ボタンをクリックします。
車いす利用者以外にもうひとり介助者も乗車する場合は、車いす利用者の座席予約を支払いまで完了した後で、ここから先、同じ予約手続きを繰り返すことになります。


9.次のような案内画面が出るので、「了承のうえ、次に進む」をクリックします。車内では、この写真にように車椅子マークのエリアに車椅子を停めて、そのまま乗っていても良いし、すぐ横の座席に移乗することも可能です。移乗した場合でも、車いすは畳む必要はありません。ブレーキは忘れないように。窓側の席は基本的に介助者(付添者)席です。


10.次の画面で料金が表示されます。この予約では特急券の料金のみ支払うことになり、乗車券は無視して構いません。ちなみに特急券には割引はありません。「選択」ボタンをクリックします。


11.選んだ便についての詳細が表示されます。ここで重要なポイントは「乗車券なし」をクリックしておくことです。乗車券は予約がすべて完了した後(付添者の分も)で、あらためて乗車券のみ同じネット画面で購入手続きします。
次に日時と時刻を確認し、「座席表から選ぶ」をクリックします。

12.予約可能な座席が○で示されます。車いす対応席は一部の車両を除いて、基本的に11号車のみで、さらに2席だけです。下の例では12Bしか空いていないことになります。本来は13Bも予約可能なはずですが、この表ではXになっているので、すでに予約が入っているようです。予約した座席の「○」をクリックして「次へ」をクリックします。
ちなみに、他の座席にもすべてXが付いていますが、これは車いす対応席ではないという意味でしかなく、すべて予約が入っていることを示すものではありません。これらの予約状況を知るには上の8の画面で「設備オプション」を「なし」にすると分かります。

13.下のような注意画面が表示されます。「了承のうえ、次に進む」をクリックします。
ここで心得ておくべきポイントは、実際に駅でチケットを入手する際、自動発券機(券売機)を選ぶということです。券売機の操作については別のブログで紹介するつもりですが、要点はふたつ、まず「e5489」の表示がある券売機でしか入手できないことと、購入時のクレジットカードが必要であることです。
e5489の表示がある券売機は東海道新幹線乗り場近くであれば、たとえば品川駅でも存在します。


14.ようやく最終確認画面に到達です。予約内容を確認したら、支払い方法を選択します。乗車当日の手続きのことを考えると、支払いはクレジットカードが便利です。ただし、そのカードそのものが予約証明のような枠割を果たすので、乗車当日は必ず持参しなければなりません。カードさえあれば、券売機の当該発券画面で挿入するだけで認識してもらえます。
下の画面で「予約」ボタンをクリックして予約完了です。

15.身体障害者手帳に1種の記載がある人は介助者(付添者)も含めて乗車券が割引になります。介助者の座席指定も、車いす対応座席の隣に確保することができますが、予約手続きは上で行ったのを同じように最初から進めなければなりません。上の8の画面から「付添者」の「△」ボタンをクリックして続けてください。座席指定は車いす対応座席で予約した席の隣を予約します。

以上2席の確保が出来たら、次は乗車券の手続きを行います。これもネットで購入できるようになりました。乗車当日も窓口へ行く必要はなく、自動券売機で指定特急券と同時に入手できます。後はそのまま乗るだけですので、とても気楽です。

ただ、バリアフリーになってきたとはいえ、ホームと列車の間は意外と隙間があり、単独での乗車にはリスクが付きまといます。付添者(介助者)がいてもスロープを掛けてもらうなどアシストを駅員にお願いしておくほうが安心でしょう。

乗車券の予約購入方法については別のブログ記事にて紹介します。

(251210)




2018年10月5日金曜日

車椅子で海外旅行~台湾 台南市 林百貨店

台南市にある「林百貨店」は、日本統治時代に日本人が創立した老舗百貨店です。

建物は5階+屋上階の計6階建てになっていて、1~4階は売り場、5階はレストラン、そして屋上階は鳥居などがあります。
各階の売り場のフロア面積は広いものではありません。

道路から1階の店内へは車椅子で進入できますし、店内もおおむね移動可能です。

エレベーターは1基だけで、昔の面影を残すようにレトロに作られているので、かなり狭く、車椅子1台がやっとです。
このエレベーター、通常は1階と5階にしか停まらないことになっていますが、店員にお願いすると店内滞在時間(2時間ていど)限定で、全フロアに停まれるように設定変更してもらえます。

私の場合は、1階奥のカウンターに車椅子を預けて、店内は杖を持って徒歩移動しました。もちろん、エレベーターは全フロア停止設定にしていただきました。

最初、5階まで上がり、レストランで簡単な食事を取ってから4階へ。そして4階から2階へ。最後に2階から1階へそれぞれエレベーターを使いました。(3階ファッション売り場のみスキップ)

(情報:2018年8月現在)

2018年9月30日日曜日

車椅子で海外旅行~台湾 九份

最近人気の九份へ思い切って行ってきました。
アクセスとしては、台北車站より台湾鉄道で瑞芳站へ行き、そこからタクシーに乗るというルートです。

<瑞芳站 駅舎


私の場合は、瑞芳站まで車椅子で行き、瑞芳站で車椅子を預けるという暴挙に出ました(笑)。
ただ、事前にこのように計画していたのですが、瑞芳站の手荷物預かり所で車椅子を預けようとすると「車椅子は預かれない」という問題に直面しました。

付き添い者が、「身体障害者の外国人が日本から、九份を観たいということでわざわざ来ているので何とかならないか」と交渉してくれ、係りの人が上司に相談するという手間を取ってくれて、特別にOKしていただきました。

そこからタクシーで九份まで15分ほど。

九份老街で下車し、アーケード街(基山街)を400mほど歩いてから、クロスしている豎崎路(階段道)を下るというコースを取りました。
基山街は休み休み、途中、昼食も取ったとはいえさすがに長く感じました。

この道には段差がなかったので、平日の混雑していない時間帯でしたら、車椅子でもそのまま進むことができそうです。(若干の坂道はあります。)



有名な阿妹茶樓のある豎崎路は階段道で、地図で測ると距離200mほどだったのですが、これがけっこうきつかったです。ところどころ踊り場的な平地もあるのですが、手すりも飛び飛びしかなく、杖を突きつつ、付き添い者の手を借りながら下りました。

阿妹茶樓は階段を降りてすぐの場所にありました。
お茶を飲もうと立ち寄ったのですが満席。
しかし、付き添い者が交渉してくれて、階下の一室で喫茶することができました。1時間半ほどのちに団体客が入るのだが、それまでという条件ならOKということでした。



スタッフが中国茶を入れる実演をテーブルでしてくれて、以後、お茶は飲み放題。
お菓子も出してくれていました。
他のテーブルには誰も居ず、貸し切り状態での喫茶となりました。

以上、瑞芳站も阿妹茶樓も特別な扱いですので、その点ご留意ください。

台北車站で台湾鉄道の區間車に乗車する際、車椅子で九份へ行く旨を伝えたら、日本語が堪能な駅員が、「九份は坂や階段が多いので車椅子では不自由なことが多い」と心配して、わざわざホームへ来てくれました。観光地図も持参していました。

私は少し歩けるので、瑞芳站で車椅子を預けて、上のようなルートで歩いてみるつもりだと話しました。帰りのタクシーは予約が多いですよなどととても丁寧な対応に感心しました。

帰りのタクシーについては、往きのタクシー運転手に聞いてみたところ、予約は特に必要ないとのこと。実際、派出所前のタクシー乗り場には、台北行きのタクシーが常駐していましたが、係員のような人に瑞芳站行きを告げると、無線で呼んでくれて、すぐに乗車することができました。



(情報:2018年8月現在)

車椅子で海外旅行~台湾 台北 MRT

<悠遊卡> 悠遊卡(カード)は、台北のMRT(台北捷運)およびMRT桃園空港線(桃園機場捷運)でも使えます。

<バリアフリー>
MRTのどの駅にも、地上からプラットフォームまでエレベーターがあるので不便はありません。
いずれも、地上→コンコース階(発券・改札)→プラットフォームのように、2回エレベーターに乗ることになります。

エレベーターは車椅子のほか、ベビーカーを使う人も利用しますが、何らかの理由で健常者が乗る場合は、たいていの場合、車椅子やベビーカーを優先してくれます。

なお、MRT駅には地上⇔コンコース階の出入り口がいくつかありますが、このうちエレベーターが設置されているのはたいてい一ヶ所だけです。どの出入り口にエレベーターが設置されているかは、公式サイトに表示があります。

https://www.tymetro.com.tw/tymetro-new/jp/

<乗車時の注意>
車椅子マークのある車両に乗り込むと、車内に停めることができるスペースがあって便利です。
特にラッシュ時でもない限り、日本の都会ほど混まないので、どの車両に乗っても不都合はないと思います。他の乗客も、車椅子に慣れているように思えます。

乗車・下車のとき、車両とホームの間に隙間がある場合があるので、後輪から進むほうが無難です。私の場合、前輪キャスタは6インチありますが、それでもスタックすることが何度かありました。

(情報:2018年8月現在)

車椅子で海外旅行~台湾 台湾鉄道

<區間車の乗車方法>
台湾鉄道(台鉄)は、いわば日本のJRのような鉄道です。
今回の旅行では、高雄⇔台南の往復と、高雄車站→左栄、台北車站⇔瑞芳の往復の計5回利用しました。

高速鉄道(新幹線)とは違って、車両とホームとの間にかなりの段差があるので、そのまま車椅子ですいすいという訳にはいきません。

台鉄には主に自強号(特急)、莒光号(急行)、區間車(普通)という3種類がありますが、今回は區間車(普通車)しか乗っていないので、區間車での乗り方を書いておきます。
區間車は、基本的に悠遊カードでそのまま乗れますので、車椅子を利用しない場合は、改札口でピピッやって、區間車に乗り、出口でピッとやればOKです。

車椅子で乗車する場合は、ひと手間が必要になります。
まず、駅のサービスセンター(服務中心)などの案内窓口で、「車椅子でどこからどこまで行きたい」旨を伝えます。

そうすると、今からだと何時何分の列車に乗れるか調べてくれますので、それでよければ、プラットフォーム番号と車両番号を聞いて、乗車することを伝えておき、そこへ向かいます。

<高雄車站 服務中心


改札口では、悠遊カードをピッとして通過。

指定された場所に待機して、列車が入ってくると、駅員がスロープを持ってきて、手際よくドアに渡してくれるので、そのまま乗り込みます。車椅子用スペースがある車両に案内されているはずなので、車椅子をそこへ停めます。
<瑞芳站→台北車站 區間車内

目的地に着くと、ホームにスロープを持った駅員が来ていて、ドアにスロープを掛けてくれるので、そのままホームへ降ります。
改札を出るときに、悠遊カードをピッとやって終わりです。

特急や急行の場合は、発券窓口で指定席とともにスロープを依頼するようですが、今回は利用しておりません。

(情報:2018年8月現在)



2018年9月29日土曜日

車椅子で海外旅行~台湾 高雄 蓮池潭

<交通>
私は、高雄車站から台湾鉄道(台鉄)で左営站で下車、そこから徒歩で龍虎塔のほうへ向かいました。

龍虎搭から寺社仏閣に立ち寄りながら、湖のほとりを北上し、孔子廟からKMRT左栄站へ歩くという流れでした。


<バリアフリー>
湖のほとりは遊歩道があって、車椅子も特に問題はありませんが、寺社仏閣は、車椅子でそのまま入れないところもいくつかあります。

一番有名な龍虎搭は、龍の口から入って、虎の口から出ることになっていますが、車椅子で進めるのは龍の口の前までです。龍の口に階段が数段あり、それから先もところどころに階段があります。

私の場合は少し歩行可能なので、龍の口のそばに車椅子を残して、杖と手すりを頼りに奥へ進みました。奥のほうの龍の体から出たあたりに塔が立っていますが、これも螺旋階段があるのみです。せっかくなので、ゆっくり上まで上ってみましたが、6階まで上れるようになっていました。
上のほうは風が心地よく、景色も見事だったので、昇ってみる価値はありましたが、やはりたいへんだったので、虎のほうの塔には登りませんでした。

それ以外のところも、手前までは車椅子で進めてもそこから先が難しいという場所がありました。

孔子廟は奥のほうまでスロープがあるので、問題ありません。

(情報:2018年8月現在)


2018年9月23日日曜日

車椅子で海外旅行~台湾 台北 龍山寺

台北市内の龍山寺は、門をくぐって正面に向かって左側に、奥のほうへ行くスロープがあり、車椅子のまま境内へ進入できますが、入ったところに段差があり、係りの人にスロープを掛けてもらう必要があります。



それで中に入れても、境内を自由に動くことはできず、表のほうへ向かうには敷居のようなものを越えなければならないので、また係員の助けが必要になります。

私は、うろうろするのも面倒だったのと、中に入っただけでじゅうぶん雰囲気は味わえるので、付き添い者に線香を買ってきてもらって、お祈りだけしていました。

(情報:2018年8月現在)

2018年9月16日日曜日

車椅子で海外旅行~台湾 台北 寧夏夜市

平日に行きましたが、道幅が広くなく、車椅子でそのまま通ることは難しかったです。
高雄の六合夜市は道幅も広く、混雑もさほど酷くなかったので楽しめましたが、車椅子で夜市体験をするには、日時と場所を選ぶべきだと思いました。

 

(情報:2018年8月現在)

車椅子で海外旅行~台湾 高雄 六合夜市

平日に行きました。
道幅もあるので、車椅子でゆっくり進めば、特に問題なく楽しめます。
(情報:2018年8月)

 







車椅子で海外旅行~台湾 台北 総統府

総統府見学の入り口は1ヶ所です。
個人客と団体客によって、並ぶ列が分かれています。


セキュリティチェックが厳格なので、少し並びます。大きな荷物は持ち込めません。
日本人は身分証明としてパスポートを提示すればOKです。

個人客も、数名単位のグループにまとめられて、ガイドが1名つきます。
私の場合は日本語ができるガイド付きのグループに入りました。
車椅子は、終始乗ったままで館内全コースを回ることができます。案内所要時間は1時間ぐらいです。

館内見学コースの撮影はOKですが、警備の様子などは撮影できません。

 
 
(情報:2018年8月)

2018年9月9日日曜日

車椅子で海外旅行~台湾 高雄 旗津半島

<旗津半島へのフェリー>
旗津 - 鼓山 / 鼓山 - 旗津 を渡しているフェリーです。
悠遊カードが使えます。

車椅子でそのまま乗船できますが、1階のオートバイが入る所に乗り込むしかありません。
(一般の乗船客は2階へあがっている。)
この場合、付き添い者と一緒に、乗船口とは反対側の手すり近くに陣取ると良いでしょう。5分ほどですから、特に不都合はありません。


乗船・下船のとき、渡してあるボードにわずかにギャップがありますので、後輪から進むほうが無難です。
私の場合、旗津半島へ行くとき、乗船は前進で入れたのですが、下船のとき、前輪キャスタ(6インチ)がスタックして進めず、係りの人が飛んできて助けてくれました。

帰りは乗船下船とも後輪から進んだので、問題なかったです。



<オススメ食事処>
高雄市内のタクシーの運転手さんに、旗津半島で食事するなら「鴨角」というところがオススメだと教えてくれたので、昼食はそこで食べました。
お話どおり、新鮮な魚介類を適価でおいしくいただけました。

店先にある食材を指差しして、調理法を指定して注文します。
食材によってお勧めの調理法は何かを聞けば教えてくれますし、何名分で十分かなども丁寧に聞くことができました。帰り際に、店頭にいたオヤジに「日本でブログに載せますね」と言ったら喜んでいました。



(情報:2018年8月)

車椅子で海外旅行~台湾 高雄 KMRT

<悠遊卡>
悠遊卡(カード)は、高雄のMRT(KMRT:高雄捷運)でも使えます。


<バリアフリー>
KMRTのどの駅にも、地上からプラットフォームまでエレベーターがあるので不便はありません。
いずれも、地上→コンコース階(発券・改札)→プラットフォームのように、2回エレベーターに乗ることになります。

エレベーターは車椅子のほか、ベビーカーを使う人も利用しますが、何らかの理由で健常者が乗る場合は、たいていの場合、車椅子やベビーカーを優先してくれます。

なお、MRT駅には地上⇔コンコース階の出入り口がいくつかありますが、このうちエレベーターが設置されているのはたいてい一ヶ所だけです。どの出入り口にエレベーターが設置されているかは、公式サイトに表示があります。

https://www.krtco.com.tw/


<乗車時の注意>
車椅子マークのある車両に乗り込むと、車内に停めることができるスペースがあって便利です。
特にラッシュ時でもない限り、日本の都会ほど混まないので、どの車両に乗っても不都合はないと思います。他の乗客も、車椅子に慣れているように思えます。

乗車・下車のとき、車両とホームの間に隙間がある場合があるので、後輪から進むほうが無難です。私の場合、前輪キャスタは6インチありますが、それでもスタックすることが何度かありました。

(情報:2018年8月現在)

車椅子で海外旅行~台湾 九族文化村

台湾の中部、日月潭の近くにある「九族文化村」について。


<入場料>
個人・大人ひとり 850元のところ、日本の身体障害者手帳を提示すると、420元 となります。
このとき、介護人(付き添い者)1名も同じく 420元で入場できました。

https://www.nine.com.tw/webj/html/information/index.aspx

「博幼券」というチケットが発行されます。


<園内のバリアフリー>
南側のロープウエイ口から入り、逆側の入口まで行きましたが、車椅子で通行できるようになっています。
ただし、ところどころ少々急な坂になっているところもあり、電動車椅子ならまだしも、手押しの車椅子ではきつい場所もあります。


<ロープウエイ>
湖のほとりにある日月潭站(駅)から九族文化村へ至るロープウエイ、そして、九族文化村園内のロープウエイともに、車椅子のまま乗車することができます。

数台に一つ、間口の大きなゴンドラがあって、車椅子に乗ったままでスタッフに案内されるままに乗車します。
ゴンドラの前後の椅子(ベンチ)が跳ね上がる仕様になっていて、車椅子が乗る場合、ベンチを跳ね上げてくれます。車椅子が入ったら、付添い人が乗車します。このとき両側のベンチを降ろしたとしてもスペース的に、車椅子以外では4名までだと思われます。


片方のベンチのみ降ろして、車椅子を寄せるパターンもありました。


ロープウエイの日月潭站から湖畔の街、伊達邵碼頭までは遊歩道で繋がっていて、車椅子でそのまま行くことができます。途中多少のアップダウンはありますが、無理な傾斜ではないと思います。

 
 
なお、湖の周辺を回っている日月潭周遊バス(環湖公車)は普通の路線バスで、床下収納スペースはなく、車椅子はそのまま担いで入るしかありません。
低床バスもあれば、ステップバスもあるので、時刻によって運しだいです。積載時には運転手も手伝ってくれます。



(情報:2018年8月現在)

2018年9月2日日曜日

車椅子で海外旅行~台湾の悠遊卡(Easy Card)

台湾には、公共交通の乗車に使用できる「悠遊卡」(Easy Card)というものがあります。
購入方法や使い方などは概ねインターネットの情報どおりでしたが、少し補足します。

←悠遊卡(表)
 
←悠遊卡(裏)


<購入場所>
桃園國際空港第2ターミナル 到着ロビーでの購入場所は、到着ロビーに出てすぐ右手側の「桃園機場捷運服務 Taoyuan Airport MRT service」のカウンターです。ロビーの中ほどの円形のカウンターです。

 
日本語を理解するスタッフがいない場合でも、指差しで購入できるようなボードが置いてあります。


<料金>
発行手数料は100元ですが、この分はカード作成代ということで、チャージ分に算入されませんので、チャージする金額は別に必要です。
また、日本への帰国時に払戻しをする際も、この100元は戻ってきません。

普通の人は「普通」カードを購入することになります。
なお、高齢者や障害者向けの「優待」カードもありますが、原則として台湾の証明書所有者でないと適用されないようです。
もっとも、地方政府社會福利卡制度の「愛心卡」でない限り、普通カードとの割引率などの特典の差はほとんど変わらないと思います。(発行手数料も同じ。)


<払戻し>
台湾を出国する際、悠遊卡にチャージされている残金を払い戻してもらうことができます。
MRTの空港駅改札横にInformationの窓口があるので、そこで依頼できます。

ただし、「使用開始後三ヶ月経過していて、かつ5回以上使用」していなければ、手数料20元が必要になります。短期の旅行者の場合は、手数料が必要ということになりますね。
たとえば、カードに90元分のチャージが残っているとすると、手数料分20元を差し引いて、70元のキャッシュが戻ってきます。先に書いたように、カード発行時に支払った100元は戻りません。

なお、払戻しを依頼した場合、そのカードは無効になりますが、希望すれば記念にもらうことができます。

払戻し手数料を払うのが惜しい、あるいはカードを有効のまま持っておきたい、でもチャージ金額残高が多いという場合、空港の売店などで使うと良いでしょう。Immigrationを過ぎてからの売店でも使うことができました。コンビニでなくても利用できました。

出発ゲート横の自販機にも、カードをタッチするところがありましたので、こういうのも利用できるんですね。

私のカードは400元ほど残っていたので、出発ゲートへ行く途中にあった店でサンドイッチと飲み物を買い、残り12元としました。
手元にキャッシュで小銭が3元あったので、合計で15元。自販機で飲み物でも買えないかと思ったのですが、見ると、安くても20元。う~残念!!


(情報:2018年8月現在)

2018年9月1日土曜日

車椅子で海外旅行~台湾 高速鉄道(新幹線)

台湾には、北の台北エリアから南の高雄エリアまで高速鉄道(新幹線)が通っています。
現地では、「高鐵」や「HSR」と表示されています。

事前に乗車する日が決まっている場合は、KKdayというサイトを通じて購入すると、外国人限定割引(20%オフ)で乗ることができます。

なお、以前は外国人にも適用されていたらしい「高齢者割引」と「障害者割引」は、2014年8月より廃止になっています。
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=62743

KKdayの割引を使って乗車する方法は、様々なサイトに掲載されているものとほぼ同じでした。
切符売り場の窓口で、KKday購入時に印刷したものとパスポートを提示すると、その時点で乗れそうな便を案内してくれます。
その際、車椅子で乗車する旨を伝えると、車椅子スペースがある車両の指定を取ってくれます。
あとは、指定されたプラットホームに行き、指定された車両の停車位置に行くたけです。

発券されたチケットでは自動改札は通れないので、改札口に立っている係員に見せれば、スタンプを押して通してくれます。
降りるときも同じパターンで、スタンプを押して返してくれますので、そのままコレクションできますよ。


ホームと車両の間にはギャップがほとんどないので、そのまま前進で進入しても問題ないと思いますが、キャスターによっては後輪進入したほうが良いかもしれません。
車椅子スペースは、車両のドアのすぐ横なので、一番最後に入るほうが良いと思います。

車椅子スペースは2種類あって、車椅子をそのまま停めるタイプと、折りたたんで停めておけるタイプです。席がどのようなタイプかは、窓口で予約するときに座席表を見せてもらえば分かりやすいです。



指定席を取った場合は、発券時に連絡が伝わっているのか、下車駅が近づくとどこからともなくアテンダントが現れて、ホームに降りるまでアシストしてくれます。
KKdayの割引チケットは、指定席でも自由席でも追加料金なしなので、指定席にしておくと安心でしょう。



ただし、いちど指定席を取ってしまうと、たとえ発車時刻の前であっても変更することはできません。予定より早めの便に乗りたいときは、そのまま自由席に乗車することになります。
自由席にも車椅子スペースはありますが、もちろん先客がいる場合は乗れません。

私の場合、前日に翌日の指定席を確保したものの、予定より早く駅に着いたので、変更してもらおうとしたらダメでした。駆け込んだ自由席に無事乗ることができましたが。

高速鉄道駅は3ヶ所利用しましたが、いずれも駅構内のバリアフリー度は完璧です。
トイレ、エレベーター、乗車位置表示など、便利で分かりやすいです。

(情報:2018年8月現在)

車椅子で海外旅行~航空機利用の際に

私が電動車椅子で海外に行く際、車椅子(Yamaha簡易型電動車椅子)でチェックインカウンターまで乗り付けて、航空会社が用意してくれた車椅子に乗り換え、搭乗口(航空機のドアの前)まで連れて行ってもらう、という手順をお願いしています。

航空会社によってサービスに若干の差はあると思いますが、公式サイトを見ると案内が載っているはずです。車椅子によるアシストを希望する場合は、たいてい、出発の72時間ぐらい前までに連絡することが必要です。

預けた車椅子は、折りたたんで大きなビニール袋で覆われて、だいたいそれでおしまい。
Priority(優先)のタグをつけてくれますが、現地での荷物ピックアップ場に付くのは遅くなるので、果たして意味があるのか?

そんなことより、肘掛についているコントローラーの部分にダメージがないように、そこだけでもしっかり梱包してもらいたいのですが、「この部分、Handle with careでお願いします」と訴えても、せいぜいそこにFrigileのタグを付けてくれる程度です。

で、現地で引き取ると、いつもその部分が曲がっていたりします。
ねじを締めなおせば元に戻りますが、いつ再起不能になるか分かりません。もっと丈夫に、そしてダメージを受けにくいような設計にならないでしょうか?

話をチェックイン時に戻します。
電動車椅子を預ける際には、リチウムイオン・バッテリは外して、自分で機内に持ち込まなければなりません。このあたりは、別コラムに書きましたので、参照してください。

チェックイン手続きが完了したら、航空会社が用意した車椅子に乗り換えます。
係員が押して、航空機の搭乗口まで連れて行ってくれます。
車椅子利用で便利だなと思うのは、出国や入国手続きはスタッフ専用の窓口を通れること。空港職員やパイロット、CAさんなどと同じ場所を通過するので早いですし、面白いです。
セキュリティチェックも優先ゲートを通ることが多いです。

時間に余裕があれば、途中お願いすればトイレにも立ち寄れますし、店舗なども見せてくれたりします。押してくれる職員が後ろにいるので、話しにくいのですが、日本でも海外でも現地情報や裏話が聞けたりします。

航空機に搭乗するのは、車椅子利用者が一番最初です。
私の場合は少し歩けますので、航空機の入口で立ち上がり、機内に入りますが、このときCAさんが手を貸してくれたりします。私はちゃっかりCAさんの手を握らせてもらっています(笑)。

現地に到着したら、降りるのは一番最後になります。
乗客全員が出て行くまで、自分の席で待ちます。
航空機のドアの前には、現地スタッフが車椅子を持ってきて待機してくれています。
このまま、検疫、入国審査など迷うことなく、あっという間に荷物のピックアップ場まで連れて行ってくれます。

私の場合は、荷物を引き取り、自分の車椅子を組み立てて、動作確認したら終わりなのですが、お願いすれば、到着ロビーやタクシー乗り場などへも連れて行ってくれるでしょう。
片言でもいいですから、現地語でありがとうと言ってあげてくださいね。

航空機の座席指定についてですが、健常だったころはドアのすぐ前、CAさんの席と向かい合う席をよく指定していました。足が伸ばせて快適だったからですが、この席は車椅子利用者などは座れません。非常時に乗客脱出のアシストをする必要があるからです。

次に楽そうな席といえば、バルクヘッドというスクリーンの前の席になります。
空いていれば、また、地上職員が気を利かせてくれれば指定することができますが、赤ちゃんを連れている乗客がいたりすると難しくなります。
私の場合は一度の旅行で、バルクヘッドが1回あるかないかですが、車椅子利用者はなるべく前のほうの席を割り当ててくれますので、それで良しとしています。

(情報:2018年8月現在)

車椅子で海外旅行~航空機搭乗の際のバッテリの扱い

2018年8月に、電動車椅子で台湾とシンガポールへ行ってきました。
車椅子で海外旅行に行くにあたって、事前にネットなどで情報収集しました。参考にさせていただいたサイトの皆さま、ありがとうございました。
しかし、説明や写真で分かりにくい部分もあったり、情報が不十分であったり、過去と現在では変更されていたりする部分もありましたので、実際に現地に行ってなるほどと思ったことなどを中心にまとめておきたいと思います。

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私の車椅子は、いわゆる「簡易型電動車椅子」と呼ばれるもので、モデルは「ニッシン製 iS電動オプショナル仕様(ヤマハ電動ユニットJWX-1装着)」です。

バッテリは取り外し可能なドライセルで、ヤマハ電動ユニットには「ニッケル水素型」と「リチウムイオン型」のどちらでも装着できるようになっていますが、私のはリチウムイオン型です。

様々な点で優位なリチウムイオン・バッテリですが、これを使用する電動車椅子を航空機に乗せる場合は注意が必要です。

私の場合は、自分の電動車椅子をチェックインカウンターで預けてしまい、そこから航空会社の車椅子をお借りして、搭乗口まで連れて行ってもらうという手順です。

電動車椅子を預けて、車椅子を拝借するには、事前に航空会社へ連絡しておく必要があり、このときバッテリの種類について詳細に説明してあっても、チェックインカウンターでスタッフがバタバタします。

このとき便利なのが、Yamaha発動機のサイトに掲載されている証明書です。











英語版と日本語版の両方を印刷して持参してください。
「航空機搭載可能な300WH以下です」と口頭で説明しても、「何Whありますか?」とか聞き返されたりして面倒くさいのですが、国内でも海外でも、この用紙を提示すると一気に片付きます。
(スタッフがコピーを取りに行ったりしますが。)

リチウムイオン・バッテリは、航空会社によって扱いに差があるようですが、原則として、

1)本体から取り外す。
2)電極部分がショートしないようにケース等で覆う。
3)乗客自身が機内へ持ち込む。

ことが要求されます。
扱いを誤ると発火する恐れがあるので、セキュリティ上、仕方がないです。

バッテリには購入時に保護カバーが付いているので、本体から外したら、それを装着し、私の場合は持ち運びやすいようにエアパッチのクッション袋に入れたのち、さらにシューズケースの袋に入れていました。

このとき、それをさらにバッグに入れてしまわないほうが良いです。
セキュリティ・チェックのときに引っ掛かり、取り出して見せる羽目になって二度手間になります。

チェックインした時点で、航空会社がバッテリ搭載許可を出しているはずなので、搭乗前のセキュリティチェックでも問題ないのですが、一度だけ、台湾からシンガポールへ移動するときに、台湾のセキュリティで停められました。
係官から航空会社のカウンターに連絡をとってもらい、スタッフが駆けつけてきて説明してもらってOKとなりました。(Approvedのタグを改めて付けていました。)

(情報:2018年8月現在)