2018年9月30日日曜日

車椅子で海外旅行~台湾 台湾鉄道

<區間車の乗車方法>
台湾鉄道(台鉄)は、いわば日本のJRのような鉄道です。
今回の旅行では、高雄⇔台南の往復と、高雄車站→左栄、台北車站⇔瑞芳の往復の計5回利用しました。

高速鉄道(新幹線)とは違って、車両とホームとの間にかなりの段差があるので、そのまま車椅子ですいすいという訳にはいきません。

台鉄には主に自強号(特急)、莒光号(急行)、區間車(普通)という3種類がありますが、今回は區間車(普通車)しか乗っていないので、區間車での乗り方を書いておきます。
區間車は、基本的に悠遊カードでそのまま乗れますので、車椅子を利用しない場合は、改札口でピピッやって、區間車に乗り、出口でピッとやればOKです。

車椅子で乗車する場合は、ひと手間が必要になります。
まず、駅のサービスセンター(服務中心)などの案内窓口で、「車椅子でどこからどこまで行きたい」旨を伝えます。

そうすると、今からだと何時何分の列車に乗れるか調べてくれますので、それでよければ、プラットフォーム番号と車両番号を聞いて、乗車することを伝えておき、そこへ向かいます。

<高雄車站 服務中心


改札口では、悠遊カードをピッとして通過。

指定された場所に待機して、列車が入ってくると、駅員がスロープを持ってきて、手際よくドアに渡してくれるので、そのまま乗り込みます。車椅子用スペースがある車両に案内されているはずなので、車椅子をそこへ停めます。
<瑞芳站→台北車站 區間車内

目的地に着くと、ホームにスロープを持った駅員が来ていて、ドアにスロープを掛けてくれるので、そのままホームへ降ります。
改札を出るときに、悠遊カードをピッとやって終わりです。

特急や急行の場合は、発券窓口で指定席とともにスロープを依頼するようですが、今回は利用しておりません。

(情報:2018年8月現在)



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