2018年9月30日日曜日

車椅子で海外旅行~台湾 九份

最近人気の九份へ思い切って行ってきました。
アクセスとしては、台北車站より台湾鉄道で瑞芳站へ行き、そこからタクシーに乗るというルートです。

<瑞芳站 駅舎


私の場合は、瑞芳站まで車椅子で行き、瑞芳站で車椅子を預けるという暴挙に出ました(笑)。
ただ、事前にこのように計画していたのですが、瑞芳站の手荷物預かり所で車椅子を預けようとすると「車椅子は預かれない」という問題に直面しました。

付き添い者が、「身体障害者の外国人が日本から、九份を観たいということでわざわざ来ているので何とかならないか」と交渉してくれ、係りの人が上司に相談するという手間を取ってくれて、特別にOKしていただきました。

そこからタクシーで九份まで15分ほど。

九份老街で下車し、アーケード街(基山街)を400mほど歩いてから、クロスしている豎崎路(階段道)を下るというコースを取りました。
基山街は休み休み、途中、昼食も取ったとはいえさすがに長く感じました。

この道には段差がなかったので、平日の混雑していない時間帯でしたら、車椅子でもそのまま進むことができそうです。(若干の坂道はあります。)



有名な阿妹茶樓のある豎崎路は階段道で、地図で測ると距離200mほどだったのですが、これがけっこうきつかったです。ところどころ踊り場的な平地もあるのですが、手すりも飛び飛びしかなく、杖を突きつつ、付き添い者の手を借りながら下りました。

阿妹茶樓は階段を降りてすぐの場所にありました。
お茶を飲もうと立ち寄ったのですが満席。
しかし、付き添い者が交渉してくれて、階下の一室で喫茶することができました。1時間半ほどのちに団体客が入るのだが、それまでという条件ならOKということでした。



スタッフが中国茶を入れる実演をテーブルでしてくれて、以後、お茶は飲み放題。
お菓子も出してくれていました。
他のテーブルには誰も居ず、貸し切り状態での喫茶となりました。

以上、瑞芳站も阿妹茶樓も特別な扱いですので、その点ご留意ください。

台北車站で台湾鉄道の區間車に乗車する際、車椅子で九份へ行く旨を伝えたら、日本語が堪能な駅員が、「九份は坂や階段が多いので車椅子では不自由なことが多い」と心配して、わざわざホームへ来てくれました。観光地図も持参していました。

私は少し歩けるので、瑞芳站で車椅子を預けて、上のようなルートで歩いてみるつもりだと話しました。帰りのタクシーは予約が多いですよなどととても丁寧な対応に感心しました。

帰りのタクシーについては、往きのタクシー運転手に聞いてみたところ、予約は特に必要ないとのこと。実際、派出所前のタクシー乗り場には、台北行きのタクシーが常駐していましたが、係員のような人に瑞芳站行きを告げると、無線で呼んでくれて、すぐに乗車することができました。



(情報:2018年8月現在)

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