2018年9月1日土曜日

車椅子で海外旅行~台湾 高速鉄道(新幹線)

台湾には、北の台北エリアから南の高雄エリアまで高速鉄道(新幹線)が通っています。
現地では、「高鐵」や「HSR」と表示されています。

事前に乗車する日が決まっている場合は、KKdayというサイトを通じて購入すると、外国人限定割引(20%オフ)で乗ることができます。

なお、以前は外国人にも適用されていたらしい「高齢者割引」と「障害者割引」は、2014年8月より廃止になっています。
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=62743

KKdayの割引を使って乗車する方法は、様々なサイトに掲載されているものとほぼ同じでした。
切符売り場の窓口で、KKday購入時に印刷したものとパスポートを提示すると、その時点で乗れそうな便を案内してくれます。
その際、車椅子で乗車する旨を伝えると、車椅子スペースがある車両の指定を取ってくれます。
あとは、指定されたプラットホームに行き、指定された車両の停車位置に行くたけです。

発券されたチケットでは自動改札は通れないので、改札口に立っている係員に見せれば、スタンプを押して通してくれます。
降りるときも同じパターンで、スタンプを押して返してくれますので、そのままコレクションできますよ。


ホームと車両の間にはギャップがほとんどないので、そのまま前進で進入しても問題ないと思いますが、キャスターによっては後輪進入したほうが良いかもしれません。
車椅子スペースは、車両のドアのすぐ横なので、一番最後に入るほうが良いと思います。

車椅子スペースは2種類あって、車椅子をそのまま停めるタイプと、折りたたんで停めておけるタイプです。席がどのようなタイプかは、窓口で予約するときに座席表を見せてもらえば分かりやすいです。



指定席を取った場合は、発券時に連絡が伝わっているのか、下車駅が近づくとどこからともなくアテンダントが現れて、ホームに降りるまでアシストしてくれます。
KKdayの割引チケットは、指定席でも自由席でも追加料金なしなので、指定席にしておくと安心でしょう。



ただし、いちど指定席を取ってしまうと、たとえ発車時刻の前であっても変更することはできません。予定より早めの便に乗りたいときは、そのまま自由席に乗車することになります。
自由席にも車椅子スペースはありますが、もちろん先客がいる場合は乗れません。

私の場合、前日に翌日の指定席を確保したものの、予定より早く駅に着いたので、変更してもらおうとしたらダメでした。駆け込んだ自由席に無事乗ることができましたが。

高速鉄道駅は3ヶ所利用しましたが、いずれも駅構内のバリアフリー度は完璧です。
トイレ、エレベーター、乗車位置表示など、便利で分かりやすいです。

(情報:2018年8月現在)

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