2009年6月12日金曜日

電動車いすを作ろう その15 ~時速6kmの支給決定書

胃腸の調子がまた悪くなってきたので、昨日から禁酒を始めました。
春先に一ヶ月ほど禁酒していて、調子が良くなったので、また飲み始めていたんですよね~。お酒が飲めなくなるとは情けない話です。

さて、いよいよ佳境に入ってきたと思われる「電動車椅子を作ろう」シリーズの続き「その15」です。
昨夜に引き続き連投となります。
公費の一部助成を受けて、簡易型電動車椅子を作ろうと思い立ったのが昨年8月~。数々の紆余曲折を得て、このたびようやく役所から「支給決定通知書」を入手するところまでこぎつけました。
最後まで迷ったのが次の2社2モデル(時速6.0km仕様)。

・ニッシン 「iS」 +YAMAHA電動ユニット
・オーエックス 「YZ-E」 +YAMAHA電動ユニット

そして、結局ニッシンに決め、役所に公費支給申請したところ、郵送から約2週間ほどで「支給決定通知書」が送られてきたのでした。昨年、オーエックスの担当者からは「約1~2ヶ月はかかる」と言われていただけに、拍子抜けするほどの早さでした。
しかも、役所に送付した数日後に役所から確認のお電話までいただきました。いわく、「業者はオーエックスからニッシンに変更されるのですか?」

オーエックスが提出しているはずの見積書(4.5km仕様の分)が出ていないことが3月に判明した後、オーエックスから4~5ヶ月ぶりに(?)「見積書」が届けられたのです。そのことは4月に役所の窓口を訪問した際に知っていたのですが、「業者を変えるかもしれないので」ということで、ホールド(保留)にしてもらっていました。
このたびメーカー(業者)もニッシンに正式に決めたので、電話では「ニッシンさんで進めてください」とお願いしました。

さて、役所から届いた書類の正式名称は「補装具費支給決定通知書」といいます。
身体障害者自立支援法に基づく補装具費の支給申請に対する回答(決定通知)というわけです。
自治体によって違いがあるかもしれませんが、私が受けとった通知書には次のような項目の記載がありました。

・住所/氏名
・生年月日
・性別
・支給番号
・支給決定日
・決定内容 :電動車いす手動兼用型
・補装具業者 名称/住所/電話:日進医療器株式会社(以下略)
・基準額
・見積額 (←私の場合は基準額と同額)
・利用者負担額
・公費負担額 (←=見積額-利用者負担額)

また、この「決定通知書」とともに、次のような書類が同封されていました。

1)補装具費支給券(有効期限付き)
  記名・押印して業者に渡すもの。
2)代理受領に係る補装具費支払請求書兼委任状
  車椅子受領および利用者負担額支払い後に、役所宛に補装具費の支払いを請求し、かつその受領権限を業者に委任するもの。
3)請求書兼委任状の記入例
  書き方見本
4)車いす・電動車いす適合報告書(評価チェックシート付き)
  完成した車椅子が処方どおりのものであるかどうかを第3者に適合判定してもらうもの。
5)補装具費の再支給について
  今回支給された補装具の再支給申請についてのお知らせ


当初、これら書類一式が届くのは7月ごろかなぁと呑気に構えていた私は、思いがけず早い展開に少々焦りました~。早いということはいいことなのですが、なぜかまだ心の準備ができておらず、ニッシンの営業担当Sさんに連絡することなく2日が過ぎてしまいました。
すると、2日後にSさんのほうから電話があったのです。
「決定通知が出ているようなので、いちど打ち合わせにお伺いしたいのですが~」
どうやら、役所から業者のほうへも通知が届いているようなのですね。いやはや、こちらも迅速な対応で恐れ入りました。

というわけで、ニッシンの地区営業担当Sさんを自宅に迎えることとなりました。
来訪に際して、「デモ車も持って行きますヨ」ということでしたので、楽しみにしておりました。

次回の日記からは、いよいよ営業担当者との打ち合わせの内容を紹介いたします。

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