もう半年以上前になるだろうか、 自宅でサブに使っていたノートパソコンが突然起動不能になった。様々な形で修復を試みたが起動せず、結局諦めることになった。たしかWindows7時代から使用して、Windows10までバージョンアップしてきたが、Windows10のサポートも来年終了するし、そろそろ買い替え時かと思っていた矢先、いきなりお釈迦となった。
パソコン買い換えの場合、以前のパソコンはHDDなどのストレージを取り出すのだが、今回はSSD内蔵ということもあり少し億劫で延び延びにしていた。このパソコンに残っているデータが、無かったら無かったで何とかなる程度のものだったこともある。
今回、ようやく裏ブタを外す決心がつき、思い切ってアプローチしてみた。SSDのみかと思っていたら、CドライブがSSDで、DドライブはHDDという併用タイプになっていることに気付く。HDDはいつものパターンで専用カバーを外すだけで簡単にアプローチでき、あっさりと外すことができた。自宅にあった3.5インチドライブ用のアダプタを接続すると、Dドライブ内のデータも無事に読み取ることができた。
問題はSSDである。下の写真の上部右にあるSSDはボックスタイプではなく基盤に載っていた。見ると小さなネジ2つ外すだけでなんとかなりそうだったが、1本は硬くて外れない。仕方ないので破損覚悟でこじ開けたら、ネジ基部ごと外れた。幸いSSDに破損は無さそうだったので、後日SSD用のコネクタを購入して接続してみたが、ネジを留めずにつないだせいかうまく認識しない。ネジのひとつが付いたままなので、アダプタ基盤にネジ止めできないのだ。もしかしたら、ネジを留めることによるアース接地が必要な仕様なのかもしれない。次に試すべきは、SSD基盤に残ったネジを切り取って、強引にアダプタ基盤に留めるしかない。また面倒な作業になりそうなので、次にやる気スイッチが入ったときのためにKEEPしておくことにした。
なお、このノートPCはメモリも取り外して廃棄業者へ送った。