2024年11月20日水曜日

取り外したSSDを復活させたい

もう半年以上前になるだろうか、 自宅でサブに使っていたノートパソコンが突然起動不能になった。様々な形で修復を試みたが起動せず、結局諦めることになった。たしかWindows7時代から使用して、Windows10までバージョンアップしてきたが、Windows10のサポートも来年終了するし、そろそろ買い替え時かと思っていた矢先、いきなりお釈迦となった。

パソコン買い換えの場合、以前のパソコンはHDDなどのストレージを取り出すのだが、今回はSSD内蔵ということもあり少し億劫で延び延びにしていた。このパソコンに残っているデータが、無かったら無かったで何とかなる程度のものだったこともある。

今回、ようやく裏ブタを外す決心がつき、思い切ってアプローチしてみた。SSDのみかと思っていたら、CドライブがSSDで、DドライブはHDDという併用タイプになっていることに気付く。HDDはいつものパターンで専用カバーを外すだけで簡単にアプローチでき、あっさりと外すことができた。自宅にあった3.5インチドライブ用のアダプタを接続すると、Dドライブ内のデータも無事に読み取ることができた。

問題はSSDである。下の写真の上部右にあるSSDはボックスタイプではなく基盤に載っていた。見ると小さなネジ2つ外すだけでなんとかなりそうだったが、1本は硬くて外れない。仕方ないので破損覚悟でこじ開けたら、ネジ基部ごと外れた。幸いSSDに破損は無さそうだったので、後日SSD用のコネクタを購入して接続してみたが、ネジを留めずにつないだせいかうまく認識しない。ネジのひとつが付いたままなので、アダプタ基盤にネジ止めできないのだ。もしかしたら、ネジを留めることによるアース接地が必要な仕様なのかもしれない。次に試すべきは、SSD基盤に残ったネジを切り取って、強引にアダプタ基盤に留めるしかない。また面倒な作業になりそうなので、次にやる気スイッチが入ったときのためにKEEPしておくことにした。

なお、このノートPCはメモリも取り外して廃棄業者へ送った。



2024年11月15日金曜日

ようやく何とかなりそうな予感がするロシア語

 昨年10月期からNHKラジオ『まいにちロシア語』を聴きはじめ、毛利先生の入門編講座を6か月頑張り、続いて今年の4月から9月まで分からないながらも前田先生の初級編も聴き続けた。始めて1年経ち、10月から横井先生の初級編に接するに至ってようやくうまくいきそうな気がしてきた。

今期の初級編はオンラインでのチャットを題材にした斬新な内容で、短くも有用な表現がスキットになっている。淡々と話す講師の関西弁口調もどこか馴染みやすく、文法事項もすんなり入ってくる。以前は文法を追いかけるのに必死だったが、このたびはロシア語で交流したい人向けの内容となっていて、例文も覚えやすい。生きた会話用ロシア語が習得できそうな気がするのである。

そもそも外国語学習においては会話にあまり関心のない私だが、病院で世話になっている理学療法士の先生がなぜかロシア語を知っているし、その先生がロシア人の患者さんとロシア語でやり取りしているのを聞いたりすると、ロシア語の挨拶言葉ぐらい口から出ないと落ち着かない。

テキストには応用編も掲載されているのでそちらも聴いているが、今期は新作で、ソ連時代の知られざる生活状況が垣間見られてたいへん興味深い。ロシア語の学習以外でも、ソ連やロシアに興味がある人には価値があるだろう。



2024年11月10日日曜日

10月からNHKラジオ「ドイツ語」聴き始めたが

数年前からNHKラジオの語学講座をいくつか始めていましたが、10月からドイツ語を追加しました。

高校生のときに少し学んでいたドイツ語がさび付いていて、久しぶりに整えようと思い立ち、今回もラジオ講座頼みというわけです。今期の初級編は「文法からはじめよう」ということで、文法好きな私にはうってつけの内容です。番組は淡々と進められ、テンポも早く濃密ですが、テキストは分かりにくく専ら聞き流しているところ。ドイツ語はゲルマン系言語で、馴染みのあるラテン系とはかなり勝手が違うのでいらいらしながら頑張って聴いています。1年ぐらい続ければ少しは楽しめるようになるでしょうか。

もともと初級編めあてだったので応用編はおまけとして聴いていますが、こちらは番組もテキストも無駄が多いように感じます。
多和田葉子のエッセイが題材として取り上げられていますが、そのエッセイの内容がつまらない。言葉に関するものに絞られてはいますが、ふつうに感じることをふつうに書けばよいのに、わざと大仰な表現でこねくり回しているような印象で疲れます。
テキストにはドイツ語本文と日本語訳が掲載されていますが、番組で日本語訳を延々と読み上げる必要はないと思います。訳文朗読に時間を割いているせいで、肝心の「気になる単語」部分の放送解説は一切ないし、「今日のキーフレーズ」でも放送で飛ばされる項目がいくつかあります。
雑談は否定しませんが、間にナビゲーターが入るので余計に時間が取られるような気がして、別の意味でいらいらします。
テキストは有料で販売しているのだから、購入者がもっと有益に使えるように番組内容を工夫していただきたいです。

愛車も、ライフル銃も、腕時計も、ロフストランドクラッチ(歩行杖)も身の回り、ドイツ製に囲まれているのに今さら、いや、ようやくドイツ語を固めるために頑張ります。


2024年11月5日火曜日

意外とおもしろい補語の世界

 NHKラジオ「ステップアップ中国語」の10月からのシリーズは『補語が決め手!自然な中国語』です。李老師は中国語講座では有名な方ですが、まともに放送を聴くのは初めて。バツグンに良いですね。

今回は補語についてあれこれ解説していただいていますが、分かったつもりになっていた補語を、ネイティブの講師が分かりやすく解説してくれ、奥深さを思い知ります。いろんな種類がある補語をきちんと整理していて頭にスッと入ってきます。

HSKの最上級を最近取得したという日本人アシスタントが、学習者サイドからいろいろ質問してくれるのも楽しいです。彼女が中国語訳に挑戦するコーナーでは、最初余計かなとも思ったのですが、講師がネイティブ側からすぐに添削してくれるので勉強になります。

テキストは充実しているほうだと思いますが、レイアウトの都合で仕方がないと思いながらも、放送の順番と違って前後するのでページをめくるのが忙しいですね。会話の中国語訳で段ちゃんの声が聴けるのも個人的に嬉しいです。