2020年2月29日土曜日

航空無線通信士国家試験(R2年2月期)受験

 航空通の試験を無事に終えた。会場は3度目の場所で、スタッフの何人かとも顔なじみだ(笑)。

さて、今日の試験は朝から一日仕事で、09:15から説明があり、09:30から90分間、無線工学の試験があった。全部で14問、途中退出せず丁寧に解く。おそらく全問正解していると思う。

続いて11:13から法規の試験が90分、全20問。こちらは12:20ごろ途中退出した。法規のほうも特に問題なしで、全問正解しているという手ごたえ。

部屋の外で昼食を取り、英語の問題に備えて参考書を開く。

さて、13:30から英語のリスニング試験が始まった。7問出題され、少なくとも3問正解しないと筆記試験で満点取れても不合格となる。どの期も、最初の3問は一般的な会話、残りの4問はパイロットや管制官が主人公の、航空に関する専門的な内容となる。作戦としては、最初の3問を確実に取り、後半は、航空関係の知識も総動員して、一問でも多く取るという手はずだった。過去問でも、ダメなときは7問中3問正解、良くても5問正解といった感じで、問題運にも左右されていた。

緊張しながら耳を澄ますと、1問目から意外と簡単で、2問目、3問目と楽勝だった。最低合格ラインの3問をクリアできたので、少し気が楽になったが、4問目からは専門性の高い内容となる。4問目は時刻を問う問題だったが、普通に考えれば分かる内容で、5問目、6問目、7問目もそれほど難しくなかった。結果、すべてクリアできたかもという印象で、リスニングも満点かもしれないという手ごたえを得た。

ホッとした私は、英語の筆記試験に取り掛かる。こちらは90分で、長文読解A問題5問、航空関係の読解A問題4問、和文英訳3問である。時間的には余裕があったので、ゆっくり取り掛かった。過去問の時点で和文英訳には自信があったので、これを先に解答し、最初に戻って解いていく。受験時代を思い出しながら、選択肢を先に読んで、長文を読んでいく。今回の長文は過去問に比べ比較的やさしいように感じ、なぜだかすらすらと解答を出すことができた。残すところ、航空関係の読解もややこしいものはなく、すべてを難なく解答できた。手ごたえとしては、自分でもまさかの、リスニング試験&筆記試験とも満点かもしれないというレベルだった。

さぁここまで来て、最後の電気通信術実技試験を落とすわけにはいかない。

と意気込みすぎたのか、受話試験で、1文字を取り損ねるという失態。誤字(間違えて書く)より、脱字(飛ばす)のほうが減点が少ないので、敢えて自信のない文字を書かずに1文字を脱字とした。これは重要なことで、自信がない場合は思い切って脱字とするほうがよい。その後は立て直して無事に全文筆記することができた。おそらく1点減点の99点であろう。

次に、試験官とマンツーマンで行う、送話試験である。今日は1番目に試験してもらうことができた。こちらはミスなしの満点だった。

すべてうまくいっていたので、受話試験の1文字脱字(1点減点)が悔やまれる。そうでなければ全科目満点だったかもしれないのに、やはり甘くはない。すべて終了して車に戻ったときは、さすがに心身共に疲弊していてヘロヘロになっていた。


さて、次は4/04の第一級アマチュア無線技士国家試験だ。1アマは今までの試験とは比べ物にならないレベルで、法規はアマチュア無線局に関するものを集中的におさらいしなければならないし、無線工学も、航空通よりもややこしい計算問題がはるかに多くなる。救いは、電気通信術の実技試験と英語の試験がないことであろうか。その代わりにモールス符号は復習しておかないといけないな。あと1か月ほどでどこまで持っていけるか勝負である。


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