2020年11月30日月曜日

韓国語のPC用キーボードを買ってみた

 Amazonで韓国語用のハングル文字入力PCキーボードを見つけたので、戯れに買ってみた。韓国のサイト検索に便利そうだが、出番がどのぐらいあるのかは今後の関心次第である。

英語以外の外国語用キーボードは日本ではなかなか手に入らないのが寂しい限り。昔、一般のキーボードにカバーを掛け、その上にギリシア文字をひとつずつ貼り付けてお手製ギリシア文字キーボードを作ったのが懐かしく思い出される。1999年に2回目となるギリシア訪問が実現したが、あまり時間が無くてギリシア語キーボードを入手できなかったことが悔やまれる。

2018年に台湾に行ったとき、高雄でPCショップに立ち寄り、台湾華語キーボードを物色したが、そのあとシンガポールに行くなど旅程が詰まっていて荷物になると思って断念した。

そういえば以前ベトナムを訪問した折、ベトナム語の電子辞書を購入したが、結局あまり使うこともなくて高いオモチャとして終わった経験があるので、これからは無駄遣いしないようにしたい。とか言いながら、このたびも韓国語キーボード・・・。



2020年11月23日月曜日

中国語の電子辞書XD-SX7300RD購入

 中国語の紙の辞書を引くのが面倒になり、電子辞書を購入した。カシオ・エクスワードXD-SX7300RDという、現時点での最新モデルだ。電子辞書だと手書き入力できるのが強み。

昨今はスマホが辞書代わりになるせいか、英語以外の外国語の電子辞書ラインナップが縮小しているのが寂しい。中国語の電子辞書も以前はいくつかのメーカーから出ていたが、現在まともなものはカシオ一択だ。


そのカシオも外国語モデルはかなり乏しい選択になっている。以前は韓国語、ロシア語、スペイン語などの専門モデルがあったが、現在はすべて無くなり、ドイツ語、フランス語、中国語を残すのみで、従来の外国語はソフト(アプリ)対応となっている。専門モデルは物理キーボードに各言語の文字が印刷されているので便利だったが、アプリ対応だと画面内のキーボードをタッチしなければならず、せせこましくて不便を感じる。それゆえ旧モデルも依然人気で、メルカリなどでは高値で取引されている。それ以前になかなか出品されない。私はロシア語モデルと韓国語モデルを持っていたが、もう使わないだろうとメルカリで手放してしまったのが今となっては後悔している。

流石にドイツ語モデルやフランス語モデルがなくなることはないと思うが、中国語モデルは先行き怪しいと思って今回入手した。ちなみに現在所有しているモデルは次の通り。

・XD-Y7200 フランス語モデル

・XD-G7500 スペイン語・ポルトガル語モデル

・XD-Z9800 英語モデル

・XD-Z20000 プロフェッショナルモデル

なお、上のフランス語モデルにもスペイン語とポルトガル語の辞書アプリを追加している。

以前所有していたSEIKO(SII)の古い電子辞書にはイタリア語のアプリを入れていたが、本体を家族に譲ったためにそのままお蔵入りとなった。思えば、10年ほど前までSIIも中国語、韓国語、イタリア語、スペイン語など各国語対応の電子辞書を出していて、モデル選びに悩んだものだが、今は選択の余地がないどころか、モデルが発売されていない。スマホアプリで良いものがあるか探してみなければならない。



2020年10月29日木曜日

第一級アマチュア無線技士の従事者免許証 本日受領

 令和2年9月期に受験して合格した1アマの無線従事者免許証が、本日届いた。

合格通知を受け取った10/14の夜に交付申請書類をポストに投函したのだが、それからほぼ2週間で受領できた。

これで当初予定の無線機器の入れ替えができるのだが、後継機種がまだ決まらない。アンテナの選定も迷っている。アクティブなオペレーターではないのだが、できれば可能な限りのバンドに出てみたいと欲張っている。

ところで、次の資格試験だが、2陸技の工学基礎でちょっと足踏み中だ。この先に進むには基礎を固め直したほうが良いだろうと思い始め、電気回路の入門書を読み飛ばしている。まずは1陸特から攻めようとも考え中である。ただの暗記だけでは心もとないので。

2020年10月14日水曜日

第一級アマチュア無線技士国家試験(R2/09期)合格!!

 9月27日に受験した1アマの試験結果が、本日送られてきた。自己採点でクリアしていたとはいえ、正式な通知を見るまでは安心できなかった。

これでようやく所期の目的を達成できた。昨年動き始めてから、1年が経ってしまった。予定では6か月で果たすつもりだったが、COVID-19のせいで半年遅れになった。いやまぁ、そのおかげで理解を深めることもでき、今回のややこしい問題にも対処できたのであろうか。

上級資格は私がアマチュア無線を始めた十代からの憧れで、5年に一回ぐらいの割合で、「取ってやろう」熱が高まるのだったが、なかなか簡単には始められない難関だった。最近では12年ぐらい前に買いそろえた受験参考書が本棚に眠っている。もちろん、この度の受験に際しては最新のものを購入したのだが、それでも発行年は2年ほど前だ。それら参考書や問題集をくまなくやっていても、今回の問題は少し苦戦した。ほかに受けてきたアマやプロの資格では、本番を比較的ラクなペースで乗り越えてきたが、1アマは勝手がずいぶん違った。最後まで諦めないで問題にとりかかって本当に良かった。


実は、次に第二級陸上無線技術士(2陸技)の試験に興味を持って、問題集を読んでいるところだ。まずは試験範囲や内容を把握するために、さっと流している。現在は電波法規をほぼ一通り眺め終えたところだ。あと数週間で無線工学系を概観してみて、行けそうならば来年1月の試験に挑戦するかもしれない。

<取得済みの資格>
・第二級陸上特殊無線技士(2陸特)
・第二級海上特殊無線技士(2海特)
・第一級海上特殊無線技士(1海特)
・航空特殊無線技士(航空特)=航空無線通信士の下位
・航空無線通信士(航空通)
・第三級アマチュア無線技士(3アマ)
・第二級アマチュア無線技士(2アマ)
・第一級アマチュア無線技士(1アマ)

去年の今頃は、1年後にまさかこれだけの資格を取得していようとは、夢にも思わなかっただろう。人生は分からないものである。

1アマの無線従事者免許申請書は早速作成し、今夜中に郵便ポストに投函しておいた。明朝一番の便に乗るだろう。

2020年10月12日月曜日

経験者講習会の受講申し込みと本年度の銃砲一斉検査について

 警察本部サイトの講習スケジュールがリニューアルされ、12月に所轄署で猟銃等経験者講習会があるというので、さっそく受講申し込みに行ってきた。現在のところ、COVID-19の影響で、定員は20名程度だそうで、サイトで発表されてもすぐに締め切られてしまう傾向にある。

所轄署での開催がないかどうか、ときどきサイトを覗いていたが、10月07日に気付き、すぐに電話で申し込みの来署を予約した。サイト上の更新日は10/05となっていた。いま確認すると、10/08の更新で12月の初心者講習はすでに締め切られている。初心者講習は毎月1カ所1回程度しか開催されていないから、結構狭き門になってしまっっている。

さて、銃砲担当者はすでに別の警察官に代わっていて、「はじめまして」となった。銃砲関係はまだ「新米」とのことで、こちらがリードするような感じだった。

受講申し込みが完了した時点で、本年度の「銃砲一斉検査」についての話題となった。本来ならば毎年4月ごろに一斉に行われる検査だが、今年はCOVID-19の影響で「延期」とされている。もう事実上中止かと思っていたのだが、「経験者講習のときに銃砲検査させてくださいませんか」とのこと。できるところ、できる人から少しでもやっているという。

しかし、特に強制というわけでもなさそうだ。大丈夫ですか?と言われたので、私の場合は、検査のとき、電動車椅子で来るので、特に大雨とかでなければ大丈夫なんですがと言うと、できたらでいいですよ、当日朝に持って来れませんということでも大丈夫ですという、なんだか緩い感じだった。私も拒否する特別な理由もないので、そういうことで了承した。

当日は、講習の後で検査するという。そのために書類一式を準備しておかなければならない。今年はいろいろあったのでまだ射撃練習に行けていない旨を話し、書類の実績欄の期間はどうすればよいか問うと、よくわからない様子だった。結局、期間を示して、その間の実績を記載すればよいという感じになった。私の場合、昨年実績はそれなりにあるが、今年はまだないので、昨年春からの実績ということで記入しておこうと思っている。あとは当日の天気が良いことを祈るのみである。

2020年10月4日日曜日

アマチュア無線機の変更について

 アマチュア無線局免許状の期限は5年だ。私が現在取得している免許状は平成30(2018)年に免許されているもので、通常なら平成35年=令和5(2023)年まで有効だが、登録している無線機の2台とも旧スプリアス規格の対象機種となるので、このままだと無線局が運用できるのは1年短くなり、令和4(2022)年までとなってしまう。

免許状の備考欄いわく、「無線設備規則の一部を改正する省令(平成17年総務省令第119号)による改正後の無線設備規則第7条の基準(新スプリアス基準)に合致することの確認がとれていない無線設備の使用は、平成34年11月30日までに限る。」

私の場合、新スプリアス基準をきっかけに無線機の入れ替えを行うこと、そして、どうせならパワーアップした無線機を導入するために上級資格を取ることを目指してきたわけだ。市販の無線機は単体で最高出力200Wまでなので、第二級アマチュア無線技士(2アマ)の免許があればOKだったのだが、勢いで1アマまでやってきた。合格発表はまだなのだが、今のうちに申請の準備をしておこうと調べ直しているところだ。


さて、現在のコールサインを取得したときの開局申請書コピーを取り出してみた。当時は、別途購入したJARLの開局申請用紙を使って、紙ベースで申請したようだ。登録している無線機は2台で、HF~50MHz機がTS-690V(B101S)、VU機がTS-790G(T121)だ。久しぶりに再開局したとき、その昔、初めて開局したときに使っていたメイン機と同じメーカーの無線機を選んだ。

上の画像は「高山無線」サイトより引用させていただいた。当時のカタログ表紙である。TS-790には4グレードあり、Gは10Wモデルに1200MHz送信機能を標準搭載したものだった。

脱線したが、このたび上級ライセンスを取得したことにより、200W機に変更しようと思っている。今まで10Wだったので、とても大きなパワーアップだ。現在は移動する局として免許を受けているが、正直な話、移動して運用したことは無い。200Wになると、50Wを超えるので移動しない局として申請することになるが、移動できないとなると寂しくもあるので、固定局とは別に移動局も申請したいなと考えてしまう。無線局免許状は2枚になり、そのぶん電波利用料も倍支払うことになるが、年間300円なので大した金額ではない。

問題は無線機本体とアンテナのほうだ。200Wでオールバンド・オールモードとなると、かなりの出費となる。現在のところ、いま登録している無線機の構成と同じパターンで、HF~50MHz機とVU機の2台体制を考えている。それらを固定局で申請し、できれば別途ハンディまたはポータブル機も揃えて、移動局として申請しようとも思っている。

現在は、3.5~1200MHzの免許だが、昔のように1200MHzまで標準で搭載している機種がほとんど見当たらない。1200MHzは別途ハンディタイプの無線機で揃えるか?

後継機種については、昨秋3アマを取得したころから、メーカーサイトやYoutubeなどで情報収集し、単月買いした雑誌CQ誌の記事や付録なども参考にして選んでいる最中である。また、アンテナも注意して選ばなければならない。200Wともなると電波障害対策も必要になるだろう。

さらに頭を悩ませているのは申請の方法だ。現在は、ネットでオンライン申請ができるようになったので、かなり便利ではあるが、私のようなパターンはどうすればよいか、まだ確証がつかめていない。手元の前申請書控えを見ると、工事設計書は、第1送信機にHF~50MHz機を、第2送信機にUV機(144/430/1200MHz)を記入している。2台とも交換するので、おそらくは第1及び第2それぞれを取替として新しいものを記載すればよいと思うのだが。

現在の後継候補:

・八重洲無線 FTDX101MP(002-190001)・・・技適番号は2019=R01/05/24に取得済みだったが、今年4月の法改正による1.9MHz帯の変更については、同一番号で適合証明取得が完了しているとのこと。HF~50MHz、200W。Y598,000.

・八重洲無線 FT-991A(002-160007)・・・技適番号は2016=H28/09/01付。HF~430MHz、100W(144/430MHzは50W)、1.9MHz新技適取得完了。Y179,800.

・ICOM IC-7700(002KN593)・・・技適番号は2011/03/22付。HF~50MHz、200W、1.9MHz新技適取得完了。Y698,000.

・ICOM IC-7610(002-170003)・・・技適番号は2017/07月付。HF~50MHz、100W、1.9MHz新技適取得完了。Y368,000.

・ICOM IC-9700(002-180005)・・・技適番号は2018/11/20付。144/430/1200MHz、50W。Y188,000.


2020年9月30日水曜日

第一級アマチュア無線技士国家試験受験(R2年9月期)その6

 9/27に受験した1アマの国家試験の「法規」科目についても少し触れておこうと思う。

新問題てんこ盛りに思えた無線工学に比べて、法規のほうはほぼ例年並みだったように思う。法規は、A問題24問(配点各5点)とB問題6問(配点各5点、ただし小問各1点)で、無線工学と同じく合計150点、合格ラインは105点である。

私は無事に満点で切り抜けることができた。

最初のA-1は「免許を要しない無線局」に関する問題で、いきなり数字を解答させられるので一瞬ひるんでしまうが、これは問題集に掲載されているものと同じだった。以後、いずれの問題もおおむね見覚えのあるものばかりで、安心して進めることができた。試験勉強でときどき間違えた、「適合する」「適合しない」のどちらを聞かれているのかも注意しながら解いていった。

モールス符号が問われる問題はA問題に3問、B問題に1問あり、そのうちのひとつ、A-15は見たときニヤッとしてしまった。「そちらの伝送は、かなりの混信を受けています」を示すQ符号を表したモールス符号を答えるものだ。選択肢は4つだが、混信と聞いて「QRM」をすぐに思い浮かべるものの、それでも選択肢には「QRM3」と「QRM5」が残る。実は「かなりの」というのが曲者で、我々の感覚からいうと、「かなり」が付いていると強い印象があるが、Q符号では「かなり強い」「強い」「非常に強い」の順で強度が増す表現なのだということを、勉強中に知って驚いたのだ。

なので、QRMは、1:混信を受けていません、2:少し混信を受けています、3:かなりの混信を受けています、4:強い混信を受けています、5:非常に強い混信を受けています、となる。

これはまだマシなほうで、QRK(明瞭度)なんて、1:悪いです、2:かなり悪いです、3:かなり良いです、4:良いです、5:非常に良いです、となっていて、私の感覚からすれば、かなり良いと言われれば、良いよりもっと良いような気がしてしまうのだ。

話を戻すと、A-15は「かなりの混信」だから、QRM3を選ばなければならず、私は見事にクリアした(笑)。

A-21とA-22の無線通信規則に関する問題は一瞬悩むところはあったものの、消去法で選んでいるうちに解答にたどり着くことができた。特にA-22は、過去に受けた別の試験に出ていたように記憶する。問題になりやすそうなので、「送信機の位置」「受信機の位置」は徹底して覚えこんでいた。

A-23を見たときは、待ってましたと叫びそうになった。アマチュア業務に分配されている周波数を答えるものだが、一覧表からすべての周波数範囲を語呂合わせで覚えていたのが役に立った。プロ資格では問われない範囲なので、以後の試験勉強には関係がなくなるが。

B問題もおおむね穏当な出題だったと思う。B-1の間違い探しで「300万ギガヘルツ」というのが唐突で、うっかり見逃しそうになったが、過去問で引っ掛かったことがあるのが助けとなった。用語の定義というのは覚えていないと歯が立たないので、しっかり正確にやっておかなければならない。

B-5は従事者免許証に関する問題で、「1箇月以内に」というのを読み流してしまいそうになったが、無線局免許状ではなく、従事者免許証のことだと気づいて事なきを得た。同じく、従事者が死亡または失そうの宣告を受けたときの返納について、「遅滞なく」だったか「速やかに」だったか一瞬悩んだ。死亡したときに急ぐこともなかろうと思い出して、「遅滞なく」として正解だった。

さて、これで無事に1アマ資格が取れれば、ようやく当初の目的が果たせる。つまり、無線機の入れ替えである。どの無線機にするか、またぞろカタログやサイトを調べて回らなければならない。この作業がいちばん楽しい時間である。