2025年1月12日日曜日

別世界へのいざない「iPhone16」、そしてスマホユーザーの皆さまへ

正月早々、スマホを機種変更した。もう何年使ったか分からないぐらい 長い付き合いだったAndroid機からiPhoneに買い替えた。技術の進化による機能性ギャップと、AndroidとAppleというOSギャップにより、新しいスマホ環境に慣れるのに苦しくも楽しい時間を過ごしている毎日である。

画像:Apple公式サイトより


私はブログとは別にエアライフルのサイトを公開しているが、ブログもサイトもパソコンで制作しており、最近までレイアウト確認もパソコン画面上で行っていた。毎月Googleから届く検索パフォーマンスレポートによると、閲覧に利用されているデバイスが「パソコン1:モバイル3」となっていて、かなりの方がスマホで訪問していただいている。遅まきながら1~2年ほど前からスマホでの見やすさを意識するようになり、自分のスマホでも見栄えを確認するようになったが、このたび新しいスマホで見ると、まだまだ見にくいことが分かった。

↓下の画像は私のサイト『~やってみようエアライフル~ エアライフル射撃の始めかた!』からスクショしたものだが、最初の2枚がPC(パソコン)版、あとの2枚がスマホ版の画面だ。
PCもスマホも上から下方向へスクロールするという流れは同じだが、PC版のほうが幅が広いぶん、新聞に似たレイアウト性がある。なので、このサイトにどのようなコンテンツがどこに存在しているか、一覧的に分かりやすい。したがって、ホームのオープニングもだらだら書いてもなんとかなる。

↓PC版はカラムを利用して、上下左右に段組みが可能なので、それを利用して見やすくできるが、これがスマホ版だと分かりにくくなる。



↓上で紹介したPC版の画面あたりをスマホで閲覧してみよう。PC版では潔いページ(?)もスマホの小さな画面で見ると意味不明で、面倒くさいページにしか映らない。

↓PC版で分かりやすいと思って作った段組みも、スマホだとひとつずつしか表示されないので、読みたい情報がどこにあるのか、そもそもどんな情報が掲載されているのか一覧的に見えないので、最後まで読んでもらえないかもしれない。

タブレットで見に来てくれているのは全体の5%ほどで、私が所有しているiPadで見るとPC版と同じ見え方をしている。となると、大多数の訪問者であるスマホユーザーをもっと大切にしなければならないと、ようやく気付き始めた。
いままで読みにくいサイトを訪問していただいた皆さま、今後をご期待ください。








2024年12月28日土曜日

円安の影響直撃! 高嶺の花「競技用エアライフル」

 銀座銃砲店からウインターセールのカタログが届いた。年に数回の発行だが、立派な小冊子で眺めているだけでも楽しい。

画像:GINZA GUN LIMITED "WINTER SALE 2024-2025" カタログより


そんな中で特に目を引くのは、競技用エアライフル銃の本体価格の異常な高騰だ。2018年頃から徐々に価格がアップしている様子だったが、今回のカタログを見る限り、「エアライフル、やってみませんか?」と気軽に誘える状況ではなくなってきている。

↓人気のバウ新モデルM900が70万円超えは仕方ないにしても、従来モデルのM800でさえ621,000円だ。

↓そのほかのメーカーも軒並み値上がりしているが、競技用エアライフルはドイツかイタリアかオーストリアかの欧州製しか選択の余地がないので、新品を希望するなら買うしかない。
ワルサーはこの銀座銃砲のカタログも、ライフルショップエニスのカタログも価格が掲載されていないが、私が購入したLG400シリーズも60万円前後になっているだろう。ざっくり購入時の3割以上の値上がりだ。
ただ、ワルサーはLG500という後継機種が発売になっており、現在LG400は在庫限りとなっているはずだから、いまワルサーで左利き仕様などのカスタマイズを希望するならLG500を購入することになるのかもしれない。

↓私は所持したことはないが、スモールボア(SB)やビッグボア(BB)のほうはもっとすごいことになっている。まるで軽自動車を選んでいるかのような感覚になる。さらに、装薬銃の銃弾は価格以前の問題として、ロシアのウクライナ侵攻などの影響で火薬が手に入りにくく、在庫確保がたいへんらしい。


↓リアサイトやアイピースなどのアクセ類、そのほかシューティンググラスなどの装備類も海外製がほとんどなので、軒並み高価なものになっている。

↓落ち着いたらHRでもやってみたいと思っていたが、当然そちらもかなりの値が付いている。きっかけとして円高になるのを待つしかないのかww。

それでもエアライフルをやってみたくなったら、私のサイトをご覧ください。













2024年12月23日月曜日

フランス語電子辞書の選びかた

 12/21付けのブログに「外国語電子辞書の選びかた」と題して、主に現在は生産終了となった外国語モデルについて説明した。今回は現在もラインナップされている外国語モデルを見てみよう。

現在、外国語コンテンツを目的とした電子辞書はCASIOほぼ一択である、というのは先のブログに書いた通りだ。CASIOが英語以外の外国語モデルとして題している現行モデルは次の通り。

XD-SX7000 外国語ベースモデル

XD-SX7100 ドイツ語モデル

XD-SX7200 フランス語モデル

XD-SX7300 中国語モデル

SXシリーズは2020年2月に発売された2020年度モデルで、これが最新のラインアップとなる。CASIOは2020年まで毎年新モデルを発表していたのだが、それ以降の更新はない。イタリア語やスペイン語、韓国語、ロシア語などの外国語モデルも2020年以降は発売されなくなった。第二外国語はいまや公立高校でさえスペイン語や韓国語なども教えられているというのに寂しい限りだ。それはさておき、ここでは比較的メジャーなフランス語の電子辞書を見てみようと思う。なお、ドイツ語もこれに準ずるだろう。

CASIO電子辞書は新年度の需要を見込んで毎年1~2月ごろに新しいモデルを発表している。フランス語モデルSX7200は2020年1月に発売され、当時の実勢で50,000円ぐらい(定価55,000円)していた。発売から5年近く経った今、価格はかなりこなれてきているが、新品で3万円後半、程度の良い中古で3万円ぐらいで入手可能だ。

SX7200が収録しているフランス語辞書コンテンツは次の通り。

画像:CASIO電子辞書公式サイト

もし予算が許せば、現行モデルであるSX7200を選べば問題はない。少しでも安いものをということなら、程度の良い同モデル中古もあるので選択可能だ。
さらに手ごろな価格優先ということであれば、それ以前に発売された生産終了品も選択肢に入る。Amazonやメルカリで古いものが出ているのでうまく見つかれば買いだ。その際の注意点を述べる。
先のブロブにも書いたが、型番の4桁の数字の前の英字で発売年が分かるロジックになっている。現行モデル以下、数年さかのぼって紹介しよう。

・SX7200 2020年度モデル(現行モデル)
・SR7200 2019年度モデル
・Z7200 2018年度モデル
・G7200 2017年度モデル
・Y7200 2016年度モデル
(以下略)

結論から言えば、収録辞書を使えればよいということなら、コンテンツに変化はないので、上にあげたモデルはどれを選んでも良いだろう。公式サイトを見ると、SX7200の収録コンテンツには『オックスフォード』の辞典が仏英と英仏に分かれていて過去モデルより1項目多いように見えるが、実は1冊の『オックスフォードフランス語辞典 第4版』をわざわざ分割して書いているだけである。この辞典は1冊に仏英と英仏をまとめてあり、これは上記のどのモデルにも収録されている。Y7200以降のモデルなら収録辞書に差異はない。もうひとつ前のK7200(2015年度)にも同辞典は収録されているが、さらにひとつ前のU7200にはないので、ここが境目となる。
ただ、電子辞書は新しいほうが画面も精彩で、反応も早くなっているので、あまり古いものはお勧めできない。さらに、CASIOの追加コンテンツアプリの仕様で「DATAPLUS」というのがあり、その最終バージョンが「10」で、それに対応するのが「Yシリーズ」以降モデルだ。そういう意味もあってここではYシリーズ以降をお勧めとしたわけだが、追加コンテンツを意識しなければ問題はない。
なお、追加コンテンツに関しては、SRとSXシリーズはダウンロード対応となっていて、DATAPLUSとは無関係だ。ついでながら、SRとSXはタッチパネルがわずかに拡大されて5.7型になり、ドット数もアップしている。
画像:SX7200(公式サイト)
フランス語モデルのキーボードは英文配列と同じ「QWERTY」となっていて、たとえば英語モデルに追加コンテンツとして取り込んでもふつうに使える。
下の画像は私が所有しているフランス語モデルY7200(2016年度)だが、英文配列だし、動作の遜色ないのでふつうに使えている。戯れに、これにスペイン語とポルトガル語のコンテンツ(CD-ROM版)を追加しているが、さっと調べたいときに別の辞書を取り出さなくてよいので便利である。(スペイン語/ポルトガル語モデルG7500は別に所有しているが・・・。)

もっと古いモデルには手書き入力の画面が別になっているものがあるが、新しいものは画面に手書きできるので心配はない。



2024年12月22日日曜日

年末恒例ソ連映画 "Ирония судьбы, или С легким паром"

 ロシアでは毎年大晦日に放送される恒例の映画があるらしい。

Ирония судьбы, или С легким паром”(「運命の皮肉、あるいはいい湯を」)というタイトルのラブコメディ映画で、ソ連時代の1976年制作の古いものだが、繰り返して放送されているという。

画像:YouTubeよりオープニングタイトル


男女が主人公で、男性(ジェーニャ)はモスクワに、女性(ナージャ)はレニングラード(現サンクトペテルブルク)に住んでいたのだが、それぞれの町名以下の住所「建設者三番通り25棟12号室」が全く同じだったため、全く接点のなかった二人が様々な偶然により出会うこととなり、やがて恋に落ちるというストーリーだ。

酔っぱらった男性が、女性のアパートの部屋に入り込んでしまうところから始まるのだが、ソ連時代は都市建設や生活様式が同じ規格に従って進められていたため、建物の様子も住所地番もどの町に行っても似たり寄ったりだったらしい。そんなソビエト社会の特殊事情を皮肉った話でもあるわけだ。

今の世は便利だと思うのは、こんな古い異国の映画もネット動画サイトで観られることだ。探してみると、映画会社の公式チャンネルが全編アップしていた。長いので前編と後編に分かれているが、英語の字幕も付けられるのでロシア語が分からなくても楽しめる。

別の楽しみとして、女性(ナージャ)がギターの弾き語りをする場面があるが、これはロシア国民的女性歌手Алла Пугачева(アーラ・プガチョワ)の歌声を当てているらしい。





大晦日の忙しいときに映画なんてと思うかもしれないが、ロシアでは有名過ぎてみなストーリーを熟知しており、テレビ放送を横目で見ながら、「この場面なら今何時ごろ」などと時計代わりになっていたりもするらしい。そして、お気に入りのシーンになると手を留めて画面に見入るという。日本で言えば紅白歌合戦のようなものだろうか、推しの歌手が出たときだけテレビに釘付けになるわけである。

2024年12月21日土曜日

外国語電子辞書の選びかた(長文注意)

 現在のところ、英語以外の外国語用電子辞書を国内メーカーで探そうと思ったら、CASIOのエクスワード一択である。それもドイツ語やフランス語ならまだしも、スペイン語やロシア語、韓国語となると選択の余地はほぼゼロに近いのが現状だ。スマホの普及により電子辞書マーケットが縮小していることは容易に理解できるが、事態は思ったより深刻なのだ。

ここで言う外国語用の電子辞書とは、たとえば仏和辞典や日韓辞典、中国語辞典などのいわゆる第二外国語辞書を収録している専用モデルを指す。以前はSHARPやCANONなどからも発売されていたが、今ではモデルの選択に悩む必要はない。それどころか、外国語によっては買いたくても買えない事態が生じている。唯一国内メーカーで頑張っているのがCASIOだが、その現行モデルの電子辞書ラインアップを見て驚く。外国語モデルというのがあり、型番で紹介すると次のようになっている。

XD-SX9810 英語モデル

XD-SX7000 外国語ベースモデル

XD-SX7100 ドイツ語モデル

XD-SX7200 フランス語モデル

XD-SX7300 中国語モデル

来春から大学に進学し、第二外国語でスペイン語を取ろうと思っている学生は唖然とするだろう。数年前まで存在していたスペイン語専用モデルがなくなっているのである。いまや高校で第二外国語としてスペイン語や韓国語、ロシア語のコースを開講しているところもあるというのに、時代を疑ってしまう。繰り返すが、上のラインナップはSXシリーズという現行モデルなのである。

型番のロジックを説明すると、XD-は電子辞書「エクスワード」の意で、SXは発売年、その後ろの4桁の数字は収録するメインコンテンツを示している。CASIOは2020年までほぼ毎年1月ごろに新しいモデルを発売していたので、型番により発売年が特定できる。

SXシリーズ 2020年度モデル

SRシリーズ 2019年度モデル

Zシリーズ 2018年度モデル

Gシリーズ 2017年度モデル

Yシリーズ 2016年度モデル

Kシリーズ 2015年度モデル

Uシリーズ 2014年度モデル

(以下略→Wikipediaに詳しい

実のところ、CASIOは2020年度モデル(2020年1月9日発売)を最後に英語以外の外国語新モデルを発表していない。学生モデルやプロフェッショナルモデル、ビジネスモデルなどは9810のように10の位を変更して地味に新モデルを出しているようだが、外国語モデルはその気配はないのでこの先ディスコンを心配するが、SXを冠して現行モデルとしている限りはすぐに生産終了ということにはならないだろう。ネット通信機能の追加や本体記憶容量のアップにより、しばらくはそのままでアプリ対応でまかなおうということらしい。

詳しい方はご存じかと思うが、CASIOの外国語電子辞書はSXシリーズになってからラインナップに大きな変更があった。型番の4桁の数字に注目していただきたい。ひとつ前のSRシリーズまでは下記のモデルが存在していたのだ。

7400 イタリア語モデル

7500 スペイン語(/ポルトガル語)モデル

7600 韓国語モデル

7700 ロシア語モデル

CASIO生産完了品サイト

これらは各外国語対応の辞書が収録されているのだが、収納コンテンツ以外に何が違うかというと、それぞれの言語に対応した(物理)キーボードが装備されている点だ。イタリア語モデルは英語と同じだが、スペイン語モデルには「エニェ」がプリントされ、韓国語モデルにはハングル文字が、ロシア語モデルにはキリル文字がプリントされている。イタリア語とスペイン語は英語キーボードであるていど代用できるが、韓国語とロシア語はそうは行かない。こうしたキーボードを装備した電子辞書が現行のSXシリーズには存在しないのである。

では現行SXシリーズはどうなっているかと言うと、外国語ベースモデルSX7000を購入して、外国語辞書のアプリをインストールして使ってくださいということらしい。物理キーボードは英語配列のみで、肝心の外国語キーボードはタッチパネル対応となる。これが意外と不便で、打ち込んだ後、キーボードを消さないと検索結果が一覧できないのだ。しかも外国語ベースモデルSX7000の実勢価格は40,000円ぐらいで、さらにそれぞれの言語対応の辞書アプリを追加しなければならない。たとえばスペイン語なら、1パッケージ11,000円のアプリ、さらに『オックスフォードスペイン語辞典』が欲しければ4,400円、そして『スペイン語経済ビジネス用語辞典』は2,200円が必要だ。

そんなわけで、過去モデルがいまだに高値で取引されているのも理解できる。旧型番のモデルはAmazonやメルカリなどで運が良ければ入手可能だが、モデル選びの際に注意することがあるので、英語以外の外国語コンテンツに焦点を当てて自分なりに調べたことを書いておこうと思う。(もちろんドイツ語、フランス語、中国語は現行のSXシリーズで問題はないだろう。)

まず前提として、追加コンテンツアプリの仕様である「DATAPLUS10」対応となったYシリーズ以降、Gシリーズ、Zシリーズ、そして外国語物理キーボード最終装備のSRが選択肢となる。それ以前のモデルでも収録コンテンツに変わりがないなら使いたいという向きもあろうが、やはり新しいほうがキー入力や検索速度が速いので、あまり古いものはお勧めできない。収録コンテンツを比較してみて、改訂新版の辞書が採用されていれば新しいほうを選びたいが、いたずらに最新モデルを追うのも注意が必要なのが外国語モデルの難しいところだ。

言語別に解説しよう。イタリア語(7400)とスペイン語(7500)は最後のモデルであるSRシリーズがよいが、YやG、ZシリーズであればDATAPLUS10対応で、コンテンツにも差がないので考慮してよい。ただし、ポルトガル語はGシリーズ以降からの標準収録になっているので、スペイン語/ポルトガル語モデルを選びたい場合はYシリーズは除外する。Yシリーズ以前のモデルにポルトガル語アプリを追加することはできるが、追加コンテンツ(CD-ROM版)はDATAPLUS4以降の対応になっているので、現実的には2012年度以降のモデル(D、N、U、K、Y)となろう。追加コンテンツアプリは11,000円だ。

韓国語モデルは収録コンテンツに変更がないので、Yシリーズ以降、G、Z、SRのうちから選ぶことができる。収録されている辞書のメインはいずれも小学館の『朝鮮語辞典』だが、これは2018年に小学館『韓日辞典』として25年ぶりに一新された版が出た。残念ながら、この新版辞典を収録したモデルはないのだが、追加コンテンツとして現在こちらが収録されたものが発売されている。ただ、惜しいことにこのアプリはSRシリーズ以降のみの対応なので、ハングル文字キーボードで使おうと思うとSRシリーズ一択になる。初学者には『朝鮮語辞典』でも十分だと思われるので、ときどき中古市場に妥当な価格で出品されるZ7600が狙い目か。

↓XD-Z7600(Amazonより)


ロシア語モデルは収録コンテンツに注意が必要だ。SRシリーズになって、なぜか『オジェゴフ露露辞典』が外されているのだ。あるていど学習が進んでくると露露辞典は重宝するはずなので、これは外せないとすると、Y、G、Zシリーズが選択肢となろう。できれば一番新しいZ7700を選びたい。なお、露露辞典は追加コンテンツでも販売されていないので、SRシリーズに追加インストールすることもできない。

↓XD-Z7700(Amazonより)


ちなみに私が現在所有しているモデルは次のとおりである。

・XD-Z20000 プロフェッショナルモデル(2018年)
・XD-Z9800 英語モデル(2018年)
・XD-Y7200 フランス語モデル(2016年)
・XD-SX7300 中国語モデル(2020年)
・XD-G7500 スペイン語/ポルトガル語モデル(2017年)
・XD-Z7600 韓国語モデル(2018年)
・XD-Z7700 ロシア語モデル(2018年)

以前、韓国語XD-D7600(2012年)とロシア語XD-Z7700(2018年)を所有していたのだが、当時まだ技量が足りず使いこなせなかったので売却してしまった経緯がある。その後また韓国語とロシア語モデルを買い直す羽目となった。
なお、私は何ごとをするにも道具から入る性質なので、これだけ電子辞書を揃えているからと言って外国語の実力が伴っているわけではない。書籍を買い集めてひたすら「ツンドク」しているように、電子辞書を積み上げているだけである(笑)。

ところで、懲りずにSRシリーズの韓国語モデルをゲットする予定で、先に書いたように、それに最新版の韓国語辞書『小学館 韓日辞典』をインストールしてみるつもりだ。後日使い勝手などをレポートしてみたい。
↓XD-SR7600(CASIOサイトより)

これまでZシリーズなどにデータカード版やCD-ROM版のコンテンツを追加したことがあったが、ダウンロード版を利用するのは初めてとなる。ついでながら、古いアプリも上位互換があるので、DATAPLUS10対応となっているモデルでも、たとえばポルトガル語CD-ROM版(XS-HA08)やフランス語データーカード版(XS-OH22MC)を使用可能だ。実際、私もメルカリなどでこれらアプリの中古品を割安に入手して使っている。アプリでしか利用できない辞書が入っている場合もあるので、追加コンテンツは無視できない。ただ、ここでも注意が必要で、データカード版やCD-ROM版のコンテンツは、現行SXシリーズ、およびひとつ前のSRシリーズには対応していない。これらモデルはダウンロード版のみとなる。

(→ダウンロード版追加コンテンツ詳細
(→同購入・利用方法について

蛇足だが、資料翻訳・解読などの場合は、電子辞書1台だけでは役に立たず、というか意外と使いにくく、オンラインの翻訳ソフトと併用して電子辞書を使うのが私には向いている。電子辞書を使い倒すとすれば、同じ言語で複数の種類の辞典を同時に使いたいので、数台の電子辞書を用意して、1辞典につき1電子辞書という贅沢な使いかたが便利であるw。




2024年12月13日金曜日

デスクトップPCのシステム再構築完了

 2週間ほど前から拙宅のデスクトップの大掃除をせっせとやっていた。体調と相談しながらなので、心身ともにアゲアゲのときに一気にやっては休憩の繰り返しだったが、なんとか大きなヤマは越えた。

サンワサプライの新しいPCスピーカーは高価なものではないけれど、すこぶる音が良い。上質すぎてPCモニタの後ろに並べておくのはもったいなさ過ぎる。PC本体はもともと1TBのHDD装備だが、バックアップ用に1TBと4TBのHDDを繋ぎ、別にデータ保管用にポータブルHDDもつないである。

問題はこれまでぐしゃぐしゃにPCに保管していたデータだったが、それも80%は整理でき、ダブって保存していたり、不要になっていたものなどを削除して、分かりやすいようにフォルダに再編したりした。結果、PCのHDDで40GB ほどの容量を新たに確保することができた。今までそれだけ無駄なファイルを保管していたということだ。

デスクトップも整理して軽くし、ディスクのクリーンアップなども行い、コンテンツのスリム化を図ると同時にすべてのデータバックアップも完了した。ここまでやると、新しくPCを買い替えても楽ちんだ。これら作業のおかげもあって、PCの動作が格段に速くなり、あと数年は使えそうな勢いである(笑)。

弾みがついて、TRANSCENDのポータブルSSDを買ってしまった。しかも1TBと2TBのもの2個である。バックアップ作業で、うちにあったSSDの高速度に改めて驚き、そっちをメインにしようと思ったら256GBしか容量が無かったので、思い切ってしまった。しかし悪い癖で両方ともまだ未開封のままである。USBのType-Cにも対応しているようなので、近々買い替え予定のiPhone用になるのかもしれない。

↓Transcend Portable SSD(Amazonより)


2024年12月10日火曜日

エアピストルの無課金おじさんが来日していたらしい

パリオリンピックのエアピストルで銀メダルを取り、日本でも「無課金おじさん」として有名になったトルコのユスフ・ディケチ選手が親善試合のため日本に来ていた、とライフルショップ・エニスのFacebookで知った。同SNSにはエニスの津場選手とツーショットで写る様子を含む2枚の写真が掲載されている。そのうち一枚を拝借しておく。

無課金おじさんって何?という方のために、以下に私のサイト「やってみようエアライフル~エアライフル射撃の始めかた」に掲載した記事から引用しておく。

「日本ではほとんど話題にならない射撃競技で、今回意外に注目されたのが「無課金おじさん」である。男子混合エアピストルでトルコ選手がラフな格好で銀メダルを獲得したことが話題になっているようだが、ピストル競技では、ポロシャツやTシャツにトレパンやショーツなどという格好はさほど珍しいことではなく、ポケットに手を入れて撃つというのもむしろ当たり前の光景だ。そんなことも面白がられて話題になるほど、射撃競技は知られていないことを知って少し寂しくなる。

ただ、オリンピックは最高の舞台のひとつであり、他の選手のように様々な装備を備える中でトルコ選手は銀メダルを勝ち取ったわけで、その技量と集中力には敬意を表したい。

日本でも許可を得ればエアピストルを所持することは可能だが、その道は限りなく険しい。まずは比較的穏やかなエアライフル所持への道を歩もうw!

ちなみに「無課金」というのはEゲームに由来する用語で、通常は課金して装備を増やしていくのだが、余計な課金をしないで、ベーシックでシンプルな状態で試合に臨んでいるという意味らしい。ネットのネーミングセンスにもメダルを差し上げたい。」 (引用終わり)


以前、エアライフルを所持する前に、マルゼンのAPS-3精密射撃用コッキングエアガンを買ったことがあった。ライフルにするかハンドガンにするかで迷っていたので、そのお試し用にと思ってのことだった。しかし、結局使わないうちにエアライフルの道へ進んだので、のちに売却してしまったが、いま思うと手もとに残しておけばよかったと後悔している。

このモデルは根強い人気があり、長らく品薄状態で、再入荷待ちでようやく入手したものだった。しかも左利き用のアナトミカルウッドグリップ(これもなかなか手に入らないもの)もゲットしていた。何事も入手したときは熱心に悩みぬいた末の理由があるのだ。安易に手放してはいけない。

売却したエアガン、いま活躍しているだろうか?