2020年9月27日日曜日

第一級アマチュア無線技士国家試験受験(R2年9月期)その2

 9月27日(日)、第一級アマチュア無線技士国家試験を受験した。4月に行われる予定だった試験がコロナ騒ぎで中止となり、この度ようやく受験が叶った。上級資格を取ろうと思い立ってから1年が過ぎてしまった。

試験会場までは、幸い車で1時間以内で行けた。しかも道はまっすぐ行って直角に曲がって終わりといった感じで気軽だった。いつものように電動車椅子を積んでいるから、会場は少々広くても安心だ。

駐車場も、日本無線協会のメール通り、問題なく停めることができ、無料駐車券ももらうことができた。会場の自分の席に着いたのは8:30ごろ。広い部屋に長テーブルが並べられ、そのテーブルに一人ずつ着席する。

午前中の「法規」は09:30~12:00だが、ゆっくり慎重にやって、11:00ごろに退出した。法規の内容はほぼ問題集や過去問の通りで、1~2問つまづきそうになりながらも比較的余裕でこなせた。これならいけるなという手ごたえ。

午後の「無線工学」は13:00~15:30。過去問をやったときは1時間ちょいぐらいでこなせていたので、こちらもゆっくりやろうと思っていたのだが、実際はけっこう手こずって、終了ぎりぎりの15:20の退出となった。

無線工学の問題用紙を見たとき、一瞬、青ざめた。私が使っていた問題集や参考書ではお目にかかったことがないような内容や形式の問題がいくつも並んでいたのだ。そんなものが、ざっと数えて10問ぐらいはあっただろうか。全30問で、配点は各5点、合計150点満点で合格ラインは105点以上なので、単純には9問までは落としても大丈夫なのだが、印象としてはかなりヤバイ。しかし、8ページある問題用紙をぱらぱら捲ると、いけそうなものも散見されたので、とりあえず取れるところは取っておこうと、いけそうな問題から取り掛かる。

もうダメかもと何度か思い、泣きそうになりながら、見覚えのない問題もあきらめずに必死に食らいつく。なけなしの知識を総動員し、論理を考えながら解いていった。

結果としては、全くダメというわけではなく、かといって、自信があるわけではなくと言った感じ。でも、おそらくダメだろうという思いもよぎる。もしかしたら、数点の差で涙を呑むかもしれない。そんな惜しい負け方は嫌だなぁ・・・などという印象だ。いやしかし、意外と合格しているかもしれない。諦めるのはまだ早いと思い直して、今ここにいる。

問題と正答がサイトで発表されるのは、9/29の16:00である。

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