2020年9月27日日曜日

第一級アマチュア無線技士国家試験受験(R2年9月期)その1

 現在のアマチュア無線局免許状が、新スプリアス規格対策のために、5年の期限を待たずに期限切れとなる。無線機ごと買いかえて、申請し直せばOKなのだが、どうせならパワーアップしたい。ということで、思い切って上級資格を取ろうと決意したのが、昨年の夏。

そして、JARDの講習制度を利用して、昨年秋に第三級を、今年早々に第二級を取得することができた。アマチュア免許だけでは面白くないと思い始め、その合間に、第二級陸上特殊無線技士(2陸特)と第二級海上特殊無線技士(2海特)というプロ資格を取得。陸・海ときたら、空もと言うわけで、航空特殊無線技士(航空特)もゲット。

さらに、法規と無線工学に加えて英語の試験もある、第一級海上特殊無線技士と航空無線通信士も取得することができた。ここまでで3アマの勉強を始めて丸5か月だった。

もう弾みがついてしまって、記憶が新しいうちにと第一級アマチュア無線技士(1アマ)にも挑戦することにし、今年の4月の試験準備を始めていた。航空通の国家試験(2/29)の試験を終えて、1か月後の4/04試験に向けて毎日何時間も集中して勉強をしたものだった。

ところが、1アマの試験日当日に知った、驚愕の「中止発表」。コロナのせいだ。

次回の9月期にそのまま振り替えてもらえたが、9/27まで約6か月もある。いまのテンションを維持し続けることができるかどうか悩んだ。オリンピックの選手も、東京2020が延期になったときはこんな気持ちだったのだろうか。私は、その後3か月の間、無線の勉強はほぼ手つかずとなった。

さて、今年の7月ごろから、少しずつエンジンをかけ始めたが、久しぶりに開く問題集や参考書の内容は目新しく感じるほど、忘れかけていて驚いた。根気よくイチから見直すしかない。そう思って丁寧に読み解いていくと、以前、にわかに仕込んで試験を切り抜けていた項目が、理論的に理解できるようになっていることに気付く。そして、その理解がまた新しい理解へと進む。

本格的にエンジンがかかったのは、9月に入ってからだった。今まで頭で理解しようとしていた計算問題も、3月にやっていたように実際に紙に書いて解いてみる。コロナのせいでさらに出不精になっていた身体も鍛えるべく、ダンベル運動を積極的に行う。

そして、ようやく迎えた9月27日。今日は朝から一日、第一級アマチュア無線技士の国家試験だ。

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